ビオチンを過剰に摂取すると副作用はあるの!?摂りすぎに注意すべき2つの場面

ビオチンの副作用・過剰症

ビオチンの副作用・過剰症
髪やお肌の健康のためには欠かせない「ビオチン」。 食事での摂取、そして足りない部分はサプリメントで補うなど、積極的に摂取したい栄養素です。

前の記事で紹介したように、ビオチンが不足すると、乾癬(かんせん)・掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)・アトピーなどの皮膚炎や、脱毛・薄毛・白髪などの症状の原因になってしまいます。

それでは逆に、ビオチンを摂りすぎる(過剰摂取)とどうなってしまうのでしょうか? この記事では、ビオチンの副作用や過剰症についてご紹介します。

ビオチンに副作用の心配は無い?

実はビオチンは副作用や過剰症の心配がほぼ無いと言われるビタミンです。 その理由は、ビオチンの性質にあります。
ビタミンには「脂溶性」「水溶性」の2種類があります。 ビタミンA・D・Eなどは脂溶性、ビタミンB・C、そしてビオチンなどは水溶性のビタミンに分類されます。

脂溶性のビタミンは、摂取してから約48時間は肝臓に蓄積されるため、摂りすぎると副作用を起こす可能性があります。 これに対して水溶性のビタミンは過剰摂取しても、全て汗や尿として体外に出てしまうため、体内蓄積による副作用の心配がほとんど無いのです。

ビオチンに副作用の心配は無い?

ビオチンなどの水溶性ビタミンは、摂取してから約2時間で体外に排出されてしまうとも言われているので、一度に大量に摂取するよりも、少量・適量を食品やサプリでこまめに摂取することが望ましそうです。

副作用や過剰症の心配がほとんどないビオチンですが、実はその可能性はゼロとは言い切れません。 過剰摂取に注意すべき2つの場面をご紹介します。

ビオチンの過剰摂取が引き起こす「好転反応」とは?

ビオチンとは? でもふれたとおり、アトピー性皮膚炎・掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)・乾癬(かんせん)などの病気の治療法としてもビオチンは使われています。

しかし、今まで不足していたビオチンが突然体内に大量に補給されると、体がバランスを崩し、のぼせ・顔の赤らみ・かゆみといった症状を引き起こすことがあります。 これが「好転反応」です。

文字通り、病気が好転している証拠なので、時間が経つにつれて好転反応は収まっていくのが普通です。 好転反応かな?と思ったら、少しサプリメントの錠数を減らして様子を見たり、もし症状が強ければすぐに医師に相談しましょう。

ビオチンの過剰摂取が引き起こす「好転反応」とは?

妊娠中・授乳中のママさんも要注意

水溶性ビタミンであるビオチンは、本来なら過剰摂取した分は体外に排出されます。

しかし、妊婦さんの場合は、過剰摂取した分はおなかの赤ちゃんに蓄積してしまうのです。 動物実験では、過剰摂取によって胎盤や胎児に影響が出て奇形発生の可能性が高まるという報告がされています。 妊娠中と同様、授乳によっても過剰摂取したビオチンは赤ちゃんに蓄積されてしまいます。

成人に必要な一日のビオチン摂取量50㎍(マイクログラム)に比べて、妊娠中・授乳中は52㎍程度が推奨されています。 いつもより少し多めのビオチン摂取が必要とはいえ、2㎍なら食品で十分に補える量。 妊婦さんや授乳中のママさんは、サプリメントでのビオチン摂取は、必ず医師に相談してからにしましょう。

妊娠中・授乳中のママさんも要注意

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