ED(勃起不全)とは

ED(勃起不全)とは

ED(勃起不全)の症状

EDとは、英語の「Erectile Dysfunction」の頭文字をとったもので、日本語では「勃起不全」や「勃起障害」などと訳されます。 完全に勃起ができない状態だけでなく、勃起に時間がかかったり、勃起しても途中で萎えてしまったりするなど、満足な性交が行えない状態のことを指します。

ED(勃起不全)のタイプ

機能性(心因性)要因

解剖学的に勃起機能に異常は無いものの、何らかの心理的要因により満足な勃起ができない状態です。身体に原因があるわけではなく、精神的な理由によるものなので、問題と解決方法は多岐にわたります。

器質性要因

身体機能になんらかの異常や障害があるため、満足な勃起ができない状態です。勃起に関わる各神経、組織や血管系、陰茎自体、もしくは内分泌障害など多くの種類に分かれます。陰茎折症や脊髄損傷などの各種外傷や手術、およびそれらの後遺症によることもあります。

混合性要因

機能性の要因と器質性の要因が混在している状態です。

ED(勃起不全)の原因

上記のようにEDのタイプは多岐にわたっており、原因は人それぞれと言っていいかもしれません。とはいえ、大まかに原因を挙げると、事故などの外傷、病気やその治療薬のほか、加齢、日常生活、性交における原因が大半を占めています。

年齢の問題

加齢に伴い、EDに悩む人は増加します。とくに器質性のEDは50代以上に多く見られるようになります。

一方、機能性(心因性)のものは若年層にも多く見られます。 性ホルモンとしての作用の元となる、テストステロンの分泌量が加齢に伴い減少し、性欲を感じにくくなります。

また、精巣の萎縮や陰茎の筋力低下によって性交渉から遠ざかり、EDが重症化することもあります。

年齢の問題

性交の問題

性交時の精神的なストレスによるEDの場合は、女性の協力も解決するうえで不可欠です。 性交時のさまざまなストレスを起因とする場合、男性が勃起に対して違和感を感じないまま、いざ性交になると勃起しない、中折れしてしまうなどの症状が多くなります。

男性自身は上手くいくと思っていても、心のどこかで過去の失敗体験が知らず知らずのうちにプレッシャーとなり、また失敗するという悪循環に陥ります。それに対し、女性が厳しい言葉をかけてしまうとますます治りにくくなってしまいます。優しく抱きしめてあげたり、優しい言葉で包んであげたりすることが大切になります。

性交の問題

薬剤性勃起障害

一部の薬剤の副作用として勃起障害が引き起こされる場合があります。循環器系薬剤、一部の抗うつ薬や向精神薬等のほか、なんらかの形でテストステロンを抑制する薬剤や一部のホルモン剤なども勃起障害を引き起こす場合があります。

ED(勃起不全)の予防方法

肥満とEDの関係

肥満になり、皮下脂肪が大量に蓄積された状態が続くと、男性ホルモンの分泌を阻害し、EDを引き起こしやすくなると言われています。 脂質や糖分の多い食事を避け、主菜と副菜のバランスが良い食事を心がけましょう。

また、血管障害を引き起こしやすいコレステロールを多く含む肉類を少なめにするのも大切です。肉類の代わりに、タンパク質は魚や大豆製品などから摂取するのがおすすめです。シトルリンなど、血流をサポートする栄養を積極的に補うのも良いでしょう。

肥満とEDの関

精神面のケア

性交におけるストレスだけでなく、仕事や家庭のストレスをケアすることもED予防に重要です。ストレスを受け流す、あるいはうまくストレスを解消することを意識しましょう。 性交時のストレスは、深刻に考えすぎず、切り替えることが大切です。中折れなどを経験した場合、「たまたま調子が悪かった」などと心の中で処理し、忘れることも必要になってきます。 また、性交に対する不安を排除するためのイメージトレーニングを行うことも良いでしょう。