ワンちゃんの名前、どうやって決めていますか?
2021/09/30
110年前の犬の名前ランキング
1位「ポチ」(定番中の定番はこの頃から)
2位「ジョン」(急に洋風)
3位「マル」
4位「クロ」
5位「アカ」
これは、明治43年(1910年)の朝日新聞に掲載されたデータをもとにした犬の名前のランキングです。
ちなみに6位はポーチ(ポチとそっくり)、7位はボチ(こちらもポチと似ています!)、チイ、9位はシロ、ハチ、チン(雑!?)、タマ(猫の名前じゃないのに!)となっています。
ちなみに13位には犬なのに「カメ」という斬新な名前がラインクイン。
知り合いでワンちゃんに「猫」という名前をつけている人がいましたが、亀はその上を行きますね…。
これは西洋人が犬を呼ぶ時の英語の「COME(カム)」を「カメ」と聞き間違えたのではないかという説もあるようです。
犬の名前は見た目が8割?
さて、ちょっと気になるのが「ポチ」に似た名前「ポーチ」や「ボチ」などが上位に入っている点。
そもそも「ポチ」の語源は様々な説があります。
フランス語の「プチ(小さい)」説、アメリカの俗語で犬を表す「プーチ」説。
そして、斑点(ぶち)を意味する「パッチ」説。
どれもそこそこ説得力がありますが…
犬を見た目の色(黒や白、赤)で、呼んでいる事を考えると、「ぶち」から派生したのかもしれません。
そして、アイペット損害保険会社が今年発表した犬の名前ランキングは以下の通り。
1位「むぎ」
2位「ココ」
3位「モカ」
4位「マロン」
5位「チョコ」
6位「こむぎ」
7位「レオ」
8位「モコ」
9位「きなこ」
10位「ラテ」
このランキングをご覧になって気付いた事はありませんか?
そう、「むぎ」や「モカ」、「マロン」、「チョコ」、「レオ」、「きなこ」、「ラテ」など、ほとんどが茶色や金色を連想させるものばかりなんです。
つまり、100年以上経っても、犬は見た目のフィーリングで、名前をつけられているということ。
もしかすると、茶系のバリエーションが多いプードルやダックス、チワワの人気も影響しているのかもしれません。
和の名前は柴犬人気の影響も考えられます。
我が家のワンコはこうして名付けられた
※(ワイアーダックスのパピコ)
ちなみに我が家も、犬の名付けに関してはそんなに深く考えていません。
パピヨンを飼った時は映画「パピヨン」(1973年)の主人公がスティーブ・マックィーンなので、「マック」(おかんが名付けました)。
歴代のわんこたち
※(レイクランドレリアのテテ)
2002年の末に迎えたダックスフントの(ワイアー)はグリコのアイスのようなフォルムだったので、「パピコ」。
そして、その連想から双子の妹は「ビスコ」に。
4年前から一緒に暮らしているレークランドテリアは、モジャモジャで大きな手が可愛かったので、「おてて」→「テテ」。
女の子らしい名前になったと思っていたのですが、南アフリカの有名なプロボクサーと同じ名前でした。
(おかげで名前の通りの猛犬に)。
猫の名前は…
※(ヴェルファイアの下で保護したヴェル)
犬は散歩が必要なので、変な名前をつけると注目される事がありますが、猫は基本的に室内で暮らしているので、あなたがニンマリできる、好きな名前で呼ぶのがいいと思います。
我が家の猫はトヨタのミニバンのヴェルファイアの下で保護したので、「ヴェル」と名付けていますが、僕は「たま」と呼んだり、崎陽軒のシウマイに入っている陶器の醤油入れにフォルムが似ているので、「ひょうちゃん」、ぷるんとしているので「水饅頭」と呼びかけたりしています。
ちなみに、猫を溺愛しているカミさんは「カワちゃん(かわい子ちゃん)」と呼んでいますが、当の本人(本猫)は無反応です・・・。
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この記事を書いた人
小谷亮介
1976年生まれ。放送作家。
5歳の時から40年以上、犬と暮らす自称「愛犬家」。
令和元年の秋に千葉などを襲った台風の前日に次男が子猫を拾い、現在は犬と猫(仲悪い!)との生活を送る。
放送作家としてはTBSラジオ「伊集院光とらじおと」、ニッポン放送「飯田浩司のOK!Cozy up!」などを担当。
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