大谷翔平を支えた愛犬、ジギーとエースの物語
2023/08/03
大谷翔平を支えた2匹の犬
今年のWBCでMVPを獲得し、米メジャーリーグでも快進撃を続ける大谷翔平選手。
いいプレーをするために適切な睡眠と正しい食事を心がけているという話は
よくメディアでも紹介されていますが、彼の素晴らしいプレーの影には二匹の愛犬の支えがあったのです。
一匹は、大谷翔平選手が「自分の弟」と話すほど溺愛していたゴールデンレトリバーのエースくん。
15歳8ヶ月でこの世を去ってしまいましたが、エースくんが大谷家にやってきたのは大谷翔平選手が小学1年生の時でした。
(写真はレトリバーのイメージです)
3人きょうだいの末っ子だった大谷選手は「弟ができた」と大喜び。
時にはエースくんとケンカをすることもあって、大谷選手にからかわれたエースくんが怒って右腕に噛み付いたときにできた傷跡は兄弟の証として、今でも残っているといいます。
さらに、エースくんは大谷選手が北海道日本ハムファイターズに入団するきっかけにもなっていました。
当時日本ハムのゼネラルマネージャーを務めていた山田正雄さんが、入団交渉のため大谷家を訪問。
家族の間には緊張が走ったそうですが、山田さんがエースくんにも会いたいとお願いし、
犬と遊んだことで緊張の糸がほぐれたのだとか。
母・加代子さんも「犬好きの人に悪い人はいない」と納得し、大谷選手がチームを選ぶ大きな要因となりました。
日本ハム時代の大谷選手の背番号は11番。
エースくんの誕生日は11月11日なので、あえて11番を選んだのかもしれません。
(※メジャーリーグで入団したエンゼルスでは11番が永久欠番だったため17番を使用)
11にまつわる話はメジャーリーグ挑戦表明の会見とも関係しています。
なんと、大谷選手がメジャー挑戦を表明した会見は11月11日の11時。
この日の4ヶ月前に愛犬エースくんが他界しているため、追悼の意を込めたとも言われています。
米国で出会った愛犬ジギーの存在
愛犬エースくんが死んだ後に、米国での生活がスタートした大谷選手。
渡米してからはエースくんの代わりを探すことなく、関係者のワンちゃんを溺愛して過ごしています。
2018年に手術をした際も、トレーナーやエンゼルスのチームメイトの愛犬と戯れることでリラックスしていたようです。
ケガから復帰前には仲良しの選手が連れてきた愛犬2匹と食事に行ったとの報道もありました。
中でも大好きなのがトレーナーの愛犬ジギー。
ジギーを可愛がる様子がテレビのドキュメンタリー番組でも放送されるほどでした。
他にも愛犬家のプロ野球選手といえば、メジャーリーグで活躍したイチローさんが有名で、
現役時代に17年間も柴犬の「一弓」を飼っていました。
メジャーリーグのトップで活躍する日本人野球選手の条件には愛犬家が入るのかもしれませんね!
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この記事を書いた人
大竹将義
1983年生まれ。放送作家。
小学生の時、魚屋さんから犬を譲り受けて暮らしていた元愛犬家。
名刺には、依頼主への忠誠を誓うという意味から、お腹を見せて寝転がるボストンテリアのイラストを使用。
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