愛犬のお留守番を彩る「犬専用音楽アプリ」を試してみた
2023/08/01
犬専用の音楽アプリ「オトとりっぷ」とは?
ワンコを自宅に置いてお出かけする際、後ろめたい気持ちになった事はありませんか?
留守番中にワンコが寂しがったり、体調を崩したりしていないか心配になる方もいらっしゃると思います。
そこで今回ご紹介するのは、犬専用の音楽アプリ 【オトとりっぷ】
AIカメラで愛犬を見守りながら、
留守番中のワンちゃんに向けた音楽をスケジュール再生出来る画期的なアプリです。
斬新過ぎて何を言ってるのか分からないかと思いますが、
なるべく整理してご説明しますので、私に少しだけお時間を下さい。
留守番中の犬を音楽と共に見守るアプリ
兵庫県尼崎市のメック株式会社が開発した犬専用お留守番音楽アプリ「オトとりっぷ」。
まずは使い方をご紹介します。
1、家に置いておくスマホまたはタブレット(余っている端末)で、今日の留守番のスケジュールを設定。
2、続いてスケジュールを設定すると、カメラが起動するので、留守番中の愛犬を撮影しやすい位置に端末のカメラをセット。
3、あとは、お家に端末を置いておくだけで、1時間おきに留守番中のペットの様子があなたの手元に届きます。
詳しくはコチラ→ 【オトとりっぷ】
さっそく我が家の愛犬で試してみたところ、
留守番中はソファやフローリングの上で寝ているのかと思いきや子供達の体操服や、
靴下を収納しているカゴの中に潜っていました。
人の匂いが好きなんですね。
部屋があまりにも散らかっていたので、写真は公開できませんが…。すいません。
愛犬に向けて 音楽をスケジュール再生
このアプリはカメラで愛犬を見守るだけではありません。
留守番中の愛犬に向けた音楽をスケジュール再生する事ができるのです。
楽曲は全てオリジナルで200頭以上のお留守番ワンちゃんと飼い主の協力を経て、
音響と犬の行動の関係性を分析。ミュージシャンと試行錯誤しながら作ったそうです。
楽曲のサンプルは【オトとりっぷのInstagram】にアップされています。
AIがおすすめの曲を提案してくれる
こちらのアプリには、愛犬の活動を計測する独自のカメラテクノロジーを搭載。
1日のお留守番中の音楽と活動の関係から、AIが愛犬にあったおすすめ曲を
自動でレコメンドしてくれます。
つまり、愛犬のキャラクターにあった音楽をカスタマイズしてくれるのです。
メック株式会社によりますと、ワンコによって反応は様々だという事ですが、
アカペラの音源(Lullabyシリーズ)や朗読といった人の声が主体となった音源が好評。
人間の声を聴くと、落ち着く傾向があるそうです。
お留守番向けの音楽アプリを開発した経緯
なぜ、お留守番のワンちゃん向けの音楽を開発したのかを伺ったところ、そこには素敵な哲学がありました。
担当者の方によりますと「わたしたちは言葉を話すことができない動物と心を通わせるようなコミュニケーションインフラを作り、動物も人も幸せを感じるようなやさしい世界をつくりたいというビジョンを持っており、
その中でまず犬に注目して取り組んでいます」
犬と人間と一緒に過ごす事が出来る時間は短い。だからこそ、留守番中の愛犬との時間も大切にしたいもの。
そこで、「親子の絵本のように音楽を通じて、飼い主さんと留守番中のワンちゃんを繋ぎたかった」という事でした。
音楽で愛犬と飼い主さんを繋ぐ、犬専用お留守番音楽アプリ「オトとりっぷ」。
お留守番の際はお水とごはんを用意し、音楽も設定するのが、これからの常識になるかもしれませんね。
今後は個人的に猫バージョンも欲しいところですが、うちの猫はクローゼットなど狭いところに隠れてしまうので、
カメラをセットするのがむずかしいかもしれません。
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この記事を書いた人
小谷亮介
1976年生まれ。放送作家。
5歳の時から40年以上、犬と暮らす自称「愛犬家」。
令和元年の秋に千葉などを襲った台風の前日に次男が子猫を拾い、現在は犬と猫(仲悪い!)との生活を送る。
放送作家としてはTBSラジオ「伊集院光とらじおと」、ニッポン放送「飯田浩司のOK!Cozy up!」などを担当。
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