豊富なカラーリングが魅力 パンサーカメレオンとは!?

2023/09/21

豊富なカラーリングが魅力 パンサーカメレオンとは!?

ある日、目を奪われた美しいカメレオン

何かに行き詰まると、動物をぼんやりと眺めたくなるという習性がある私。

浪人生の頃はお昼の休憩時間になると、百貨店にあったペットショップに行って、毎日ワンコばかり観ていました。

店員さんに「あの子、また来てる・・・」と、ドン引きされていたと思います。
(申し訳ございません)。

そしてこの夏もその症状が出てしまい、ホームセンターのペットショップへ。

普段はワンコやニャンコを見るぐらいなのですが、この日は病んでいたので、
熱帯魚やモルモット、ウサギなど様々な動物を見て回る「プチ動物園」散歩。
(本当に申し訳ございません)。

そこで出会ってしまったのが「パンサーカメレオン」という美しい爬虫類でした。

パンサーカメレオンの豊富なカラーリング

パンサーカメレオンの豊富なカラーリング

調べたところ、パンサーカメレオンとはマダガスカルに生息しているカメレオンで、
特徴の1つが宝石のような鮮やかなカラーリング。

生息地によって色も様々で、地域名にちなんだ名前がつけられています。

私が特に惚れたのは、「ノシベ」。
マダガスカルの北部に浮かぶ島「ノシベ」で育った、このパンサーカメレオンは、
まさにリゾート地の海のようなエメラルドグリーンやターコイズブルー、通称「ノシベブルー」をしています。

怒られそうですが…お店が空いていた事もあり、3分ぐらいずーっと眺めていました。
観ているだけで心はリゾート地へ。癒されます。

最も人気があるパンサーカメレオン

最も人気があるパンサーカメレオン

続いてパンサーカメレオンの中で、最も人気があると言われているのが、
緑や青の体に赤や紫のバンド模様が特徴的な「アンバンジャ」。

このおしゃれな模様、映える色合い、最高ですよね。

「ど根性ガエル」のピョン吉みたいに、Tシャツに張り付いて欲しいぐらいです。
(最上級の褒め言葉のつもりです)。

他にも、採集する産地により色々なカラーバリエーションがあるそうで、
パンサーカメレオンの「ピカソ」、アンビローブと呼ばれる個体群は決まったパターンを持たないことが特徴とされています。(要するにレアなカラーばかり!)

そもそもカメレオンには、「体の色を変えられる」という大きな特徴がありますが、
オス同士が縄張りをめぐって戦う時や、メスにアピールする時は体の色が非常に鮮やかに変化。

逆に、縄張り争いに負けたオスや狩りをする時、天敵から隠れる時は目立ちにくい地味な色に変化するそうです。

顔色じゃなく、体色が変わるというのは、分かりやすくて…付き合いやすそうです。

なぜ、色が変わるのか?

皮膚が様々な色に変化しているように見えますが、実は皮膚自体は透明だと言います。

カメレオンの皮膚には2つの層があり、この2つの層をつくっている細胞は「虹色素胞」というもの。

その虹色素胞の中に存在する「ナノ結晶」と呼ばれる物質を自在に操る事で、光の反射と体色を調節しているそうです。

ちなみに、虹色素胞はメダカなど他にも持っている動物はいるそうですが、
光の反射を調節させることができる仕組みを持っているのはカメレオンだけだと言われています。

パンサーカメレオンの性格は?懐くのか?

もちろん個体によって差はあるようですが、
パンサーカメレオンは比較的大人しい性格をしているようです。

気になるのは、「カメレオンは人に懐くのか?」という事。

【カメレオン専門YouTuber「かーくんちゃんねる」】
さんによりますと、カメレオンは群れで生活するわけでもなく、子育てもしない「孤独な生き物」。

社会性を持たない生態なので、犬や猫のように甘えてきたりする事はあまりないようです。

しかし、稀に人に甘えるケースもあるとか。

女優の松井玲奈さんがSKE 48に在籍した頃(当時20歳)、映画のプロモーションでカメレオンと一緒に映画を鑑賞。
その時、松井さんは、このような感想をコメントしていたのです。

「家で飼っている犬よりもどんどん甘えてくる。かわいいです」。

アイドルは、カメレオンもメロメロにする。松井玲奈さん、恐るべし。

カメレオン飼育の壁はエグいエサ…

フクロウに憧れた時も、心が折れたのがエグすぎる餌。

カメレオンは自然界では様々な虫を捕食している為、餌は生きている昆虫が中心・・・。(うっ)。

中には、エボシカメレオンのように植物や果実を食べるものもいるようですが、
カメレオンを飼育できるかどうかは、この問題をクリアできるかどうかが大きいと思います。

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この記事を書いた人

小谷亮介

小谷亮介

1976年生まれ。放送作家。
5歳の時から40年以上、犬と暮らす自称「愛犬家」。
令和元年の秋に千葉などを襲った台風の前日に次男が子猫を拾い、現在は犬と猫(仲悪い!)との生活を送る。
放送作家としてはTBSラジオ「伊集院光とらじおと」、ニッポン放送「飯田浩司のOK!Cozy up!」などを担当。

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