ラジオのリスナーから届いたインコの仰天エピソード

2025/07/29

ラジオのリスナーから届いたインコの仰天エピソード

鳥にまつわる珠玉の話

私が構成を担当させていただいているニッポン放送のラジオ番組
【伊集院光のちょいタネ】
(月から金の午前11時20分からの10分番組)と「伊集院光のタネ」(火から金の夕方5時30分からの20分番組。
※ナイターオフの時期は30分番組)

「ペットの名前の由来」や「アニマル話」といった動物関連のテーマをはじめ、「相談するほどでもない人生相談」、
「それが今の妻ではありません」など、150以上のメッセージテーマ「話のタネ」について、
皆さんからのメッセージを紹介していく番組です。

中でも毎回、珠玉のエピソードが集まるのが「鳥と私と」。

特に印象に残っているのは2025年1月10日(金)に放送された2通のメッセージで、
1つは、お酒とインコが大好きなお父さんの話でした。

一部屋に檻のような鳥小屋を作り、セキセイインコや、シジュウカラなどを飼っていた愛鳥家のお父さん。
しかし、酔っ払うと、「鳥がかわいそうだ」と言って、飼育している全ての小鳥を外に逃してしまうそうです。

酔いが覚めると、愕然とするそうですが、30年間で3回も酔った勢いでの野外放鳥をやらかしているそうです(笑)。

もう1つは、保護されたセキセイインコの話。

迷子になって保護されたセキセイインコが飼い主の住所と名前を喋るという、お便りがありました。
これだけも凄いのですが、インコの発言を頼りに、104などで住所を調べて、お宅に届けに行ったところ、
その子は、亡くなったおじいちゃんが飼っていたインコで、飼い始めて3ヶ月で逃してしまったとの事。
それも3年も前の話だというから驚き。

つまり、インコは3年前の事を覚えていたのです。

しかも、たった3ヶ月しか暮らしていない家の住所と名前なのに。
と同時に、おじいちゃんの家から逃げた後の3年間、どのように過ごしていたのかも気になります…。

詳しくは、「伊集院のタネ」のアーカイブサービス「伊集院光のタネ まとめ聴き」で
お聞きいただけます。伊集院さんの話芸が堪能出来ますよ。

驚異的なインコの記憶力

体長約20センチ、体重35グラム前後のセキセイインコの脳は小さいのですが、学習と記憶に関わる部分(海馬など)が発達。
記憶力は非常に優れているようで、人や言葉、出来事を数ヶ月から数年単位で記憶出来る事が分かっています。

言葉に関しては、当然個体差はあるようですが、数十から100語近くを覚える事が出来るインコちゃんもいるようです。

性別ではオスの方がおしゃべりは得意との事。なぜか?

オスのセキセイインコは、メスよりも鳴管(めいかん)と呼ばれる発声器官が発達。
この鳴管はおしゃべりするために重要な器官で、鳴管と舌を駆使して人間の話し声のような声を出す事が出来るそうです。

セキセイインコに言葉を覚えさせるコツ

セキセイインコに言葉を覚えさせるコツ

コツはいくつかあるようですが、1つは「幼い頃に教える」。

生後2ヶ月から8ヶ月頃が「言葉の吸収期」とも言われる言葉を最も覚えやすい時期。

2つ目は「録音した声」よりも、「飼い主の声」の方が記憶に残りやすいと言われています。

その他にも、「毎日決まった時間に教える」(朝のご飯の前や放鳥時)、「おはよう」「かわいい」と言った短い言葉から始めること。

アイドラッグストアーでも取り扱い中の【フィーダー(https://www.idrugstore.jp/product/331114)】
【餌(https://www.idrugstore.jp/product/331113)】をいれる時、話しかける習慣をつけるといいかもしれません。

鳥の餌まで売っているアイドラッグストアー、便利です。

また、セキセイインコ高い音をよく聞き取るので、高めで明るく、
赤ちゃんに話しかけるような声で話すと覚えやすいようです。

全てのセキセイインコがお喋りを覚える訳ではないので、お喋りが出来なくても落ち込まないで下さい。

ちなみに、インコちゃんは記憶力が良いので、嫌な事も覚えてしまいます。
イライラせずに、「喋ってくれたらラッキー」ぐらいの温度感でお願いします。


アイドラペット

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この記事を書いた人

小谷亮介

小谷亮介

1976年生まれ。放送作家。
5歳の時から40年以上、犬と暮らす自称「愛犬家」。
令和元年の秋に千葉などを襲った台風の前日に次男が子猫を拾い、現在は犬と猫(仲悪い!)との生活を送る。
放送作家としてはTBSラジオ「伊集院光とらじおと」、ニッポン放送「飯田浩司のOK!Cozy up!」などを担当。

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