あなたのお家は大丈夫?ペットの熱中症対策チェックリスト

2025/08/29

あなたのお家は大丈夫?ペットの熱中症対策チェックリスト

熱中症を未然に防ぐために

夏の暑さが本格化してくると、ペットの体調が心配になりますよね。

「エアコンもつけてるし、水も置いてあるから大丈夫」と思っていても、意外なところに落とし穴があるかもしれません。
実際、熱中症で病院を受診するペットは室内飼育の子も多いんです。

今回は、獣医師の視点から飼い主さんが今すぐ見直せる10のチェックポイントをご紹介します。
「うちは大丈夫?」と確認しながら、読み進めてみてください。

1.エアコンは24時間稼働できていますか?
夜間や早朝にエアコンを切ってしまうと、室温が一気に上がることがあります。特に締め切った部屋は外気温より高くなることも。夜間も設定温度を維持することが大切です。

2.室温だけでなく“湿度”も意識していますか?
高湿度は体感温度を上げ、ペットの体温調節を妨げます。
温湿度計を活用し、室温は25〜28℃、湿度は50〜60%前後を目安にしましょう。

3.留守中の室内温度管理は万全ですか?
「出かけるからエアコンは切って…」はNG。外出中もエアコン+サーキュレーターで空気を循環させると安心です。
タイマー設定より常時運転が確実です。

4.水は新鮮で飲みやすい場所にありますか?
猫は特に「水を置く場所」にこだわりがある子が多く見られます。
複数の場所にお水を置く、循環式の給水器を活用するなどして、水分補給をサポートしましょう。

5.散歩前に地面の熱さチェックしていますか?
アスファルトの温度は、気温以上に高くなります。
手のひらで地面を数秒触って「熱い」と感じたらお散歩は控えて。早朝や日没後がおすすめです。

6.クールグッズで冷やしすぎていませんか?
保冷剤や冷却マットは便利ですが、凍ったまま直接肌に触れると低温やけどのリスクがあります。
カバーをつける、冷えすぎないものを選ぶなど、使い方にも配慮が必要です。

7.ケージやキャリーの置き場所、通気性は大丈夫?
直射日光が当たる場所や風通しの悪い部屋に長時間いると、熱がこもって危険です。
日陰+風通しのよい場所に設置して、こまめに様子を見てあげましょう。

8.短頭種や持病もちの子に“特別な対策”をしていますか?
犬だとパグ、フレンチブルドッグ、猫だとペルシャ、ブリティッシュショートヘアなどの短頭種や、心臓・腎臓の持病がある子は熱中症のリスクが特に高くなります。
呼吸状態や食欲の変化に気付けるよう、普段からよく観察しておきましょう。

9.停電・エアコン故障など“もしもの備え”はありますか?
真夏の停電は命にかかわることも。保冷剤を冷凍しておく、通気性のよい避難スペースを確保するなど、事前の備えが安心です。

10.何かあった時に、すぐ相談できる動物病院はありますか?
休日・夜間の対応が可能な病院の情報を、紙やスマートフォンにメモしておきましょう。
「ちょっと変かも…」のときに、すぐ相談できる環境づくりが大切です。

できることから見直しを

できることから見直しを

たとえ半分以上チェックがついたとしても、「ひとつでも不安な項目があったら要注意」です。
熱中症はほんの小さな油断から起こりますが、きちんと対策すれば防げる病気でもあります。

【冷たさを感じるペット用のベッド】や、
【アルミで放熱に優れた夏用の猫鍋】
など、ペットが夏を過ごしやすくなるアイテムを使ってみるのもいいかもしれません。

病気 獣医師 アイドラペット いぬ ねこ

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この記事を書いた人

獣医師 赤松愛

獣医師 赤松愛

獣医師
酪農学園大学卒業。今年で小動物臨床経験7年目。
現在は千葉県で犬猫、小動物の一般診療に従事しています。
猫とフェレットとクォッカが大好きです。

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