野毛山動物園で「推しアニマル」ミナミコアリクイに出会った話

2025/09/24

野毛山動物園で「推しアニマル」ミナミコアリクイに出会った話

野毛山動物園で新たな推しに出会う

10年ぶりに訪れた横浜市西区の「野毛山動物公園」。

周辺には、みなとみらいや横浜中華街、そして横浜一の歓楽街とも言われる野毛があり、動物園を訪れた後も、ファミリーの食事から、デート、一人呑みにもピッタリのスポットです。

はしご酒をしたい方には、桜木町駅に直結した「ぴおシティ」地下2階がおすすめ。

ディープな立ち飲み屋や大衆酒場、老舗の居酒屋が揃っていて、中には昼間から生ホッピーが味わえるお店もあります。
いい意味で、昭和で時が止まっているようなスポットです。

さて、野毛山動物園。こちらは無料の動物園ですが、様々な動物と出会う事が出来ます。

ベストを着ている!?ミナミコアリクイ

ベストを着ている!?ミナミコアリクイ

世の中には、気付かれていない「かわいい動物」が沢山います。
私が見過ごしていたのは、今回一目惚れしたミナミコアリクイ。

ブラジルやベネスエラ、パラぐらいなどの南米の北部や東部の森や平原に生息する生き物で、体重は3.5キロから8.5キロほど。小さい子だと、小型犬ぐらいの重さです。

特徴は、黒色のベストを着ているように見える背中のV字型の模様。

愛らしいルックスですが、前肢の大きなカギ爪も特徴で、この爪は木登りだけでなく、威嚇をしたり、アリ塚を破壊したりするそうです。なかなかワイルド。



ちなみに、壊したアリ塚やハチの巣から、白アリやハチなどを40cm前後の長い舌を使って舐めとるように食べるとか。
情報だけ見ると、身構えてしまうようなミナミコアリクイ。

今回出会った2021年12月2日生まれの「このは」君(オス)は、鼻先が短く、どこか幼い顔立ち。
そして、飼育員さんが来ると、擦り寄り、瓶の中に入ったミルクのようなものを長い舌を使って飲んでいました。
ずっと眺めていたい。新たな推しの誕生です。



ちなみに去年、このは君が(神戸どうぶつ王国から)野毛山動物園にやってきた様子が、

【こちらのブログ(https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/nogeyama/details/post-11606.php)】に詳細に書かれています。ハマった方はぜひご覧下さい。

もう1つの推し「カグー」

もう1つの推し「カグー」

我が家でインコを保護して以来、動物園では鳥をよく見るようになったのですが、動物に詳しい高校生の次男も知らなかったのが
【カグー】という飛べない鳥。

カグーはなぜ、飛べないのか?

野毛山動物園の説明によりますと、カグーは天国に一番近い島と言われるニューカレドニアの固有種で、湿潤な森林地帯に暮らしています。
住んでいる環境に外敵がおらず、飛ぶ必要がなかったからだそうです。(ちなみに、ダチョウやフンボルトペンギンも飛べない鳥)。

カグーがニューカレドニアから横浜市にやってきたのは1989年で、1ペアのカグーが寄贈された事をきっかけに、飼育繁殖に取り組んだという事です。
体重は800gから1キロほどで、モルモットと同じくらいなんだとか。

初めて対面する「カグー」。
しかし、警戒心が強いのか、なかなか姿を見せず、30分待って撮影したのが、この写真。しかも下手。本当にすいません。


シメは、やっぱりレッサーパンダ

シメは、やっぱりレッサーパンダ

野毛山動物園でレッサーパンダの展示が始まったのは今から50年以上前の1973年。
千葉市動物公園の「風太くん」が生まれたのが2003年なので、その30年前からレッサーパンダが野毛山にいた事になります。

ですから、生粋のハマっこはレッサーパンダが大好き。
この日も1歳ぐらいの赤ちゃんが「れっちゃーぱんだ」と興奮。



また、熱心に見ていたおばあちゃんも「私はジャイアントパンダよりレッサーパンダだね。ま、ジャイアントパンダは見た事ないけど」と、つぶやいていました。
中には間違えて「風太くーん」って叫んでいる子供もいました…。

「レッサーパンダ=風太くん」というイメージなんでしょう。
そして、私が入場した時から退場する時まで、3時間ずっと、レッサーパンダを眺めて、色んな人に解説しているおばあちゃんもいました。たぶん、毎日いらっしゃっているのかもしれません。

この季節は熱中症などの危険もありますので、動物園に長居する際は
【フィットスタイル UVネックカバー 付け襟タイプ】など
直射日光を防ぐものを活用してください。

地元の方から愛されている横浜市西区の「野毛山動物園」。

無料の動物園なので、寄付やグッズを購入して支援をしたいものです。
【園内のショップ】にはミナミコアリクイや、カグーのぬいぐるみもあります!

動物を守るためにも、何かしら、お金を落としていく事がマナーかと思います。


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この記事を書いた人

小谷亮介

小谷亮介

1976年生まれ。放送作家。
5歳の時から40年以上、犬と暮らす自称「愛犬家」。
令和元年の秋に千葉などを襲った台風の前日に次男が子猫を拾い、現在は犬と猫(仲悪い!)との生活を送る。
放送作家としてはTBSラジオ「伊集院光とらじおと」、ニッポン放送「飯田浩司のOK!Cozy up!」などを担当。

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