アイドル応援の仕組みを動物保護に応用した新サービス

2025/11/27

アイドル応援の仕組みを動物保護に応用した新サービス

動物保護の新サービス

動物保護の新サービス

横浜市に拠点を置くIT企業「濱友」が、従来の動物保護活動に革新的なアプローチを持ち込みました。7月にスタートしたサイト「しっぽの輪」は、飼育放棄された犬・猫を直接引き取ることが難しい人々でも、まるでアイドルを応援するかのように支援できる画期的なシステムになっています。




このサービスの特徴は、ユーザーが特定の犬・猫を「お気に入り」として登録できる点。登録後はLINEを通じて、その犬・猫に関する最新情報が自動配信される仕組みです。

公開されている散歩中の映像などを視聴し、「この子を応援したい」という気持ちが芽生えたら、300円以上からポイントを購入可能。それを選んだ犬・猫へのギフトとして送るシステムになっています。貯まったポイント総額を基準に毎月、人気ランキングを発表。自分が選んだ犬・猫を上位へ押し上げたいという競争心理を巧みに活用した設計となっています。


アイドラッグストアーからチュールが送れたら、ガンガン送ってしまいそうな自分がいて怖いです(笑)
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全国8拠点から65頭の犬・猫が参加



現在、神奈川・愛知・大阪をはじめとする8府県の民間保護施設から、犬41頭と猫24匹が登録されています(9月17日現在)。それぞれに専用ページが用意され、外見的特徴や性質などの詳細情報が掲載されているため、ユーザーは自分と相性の良い犬・猫を見つけやすくなっています。

集められたポイントは、各保護施設のニーズに応じて金銭または必要物資となり寄付。重要なのは、人気順位に左右されず、基本的に全ての犬・猫へ平等に分配される点です。新しい飼い主のもとへ譲渡が決まれば、その犬・猫への支援は完了となります。



濱友は現在、全国規模で提携先の保護施設を募集中。引き取りという形以外での動物保護参加の選択肢として、このプラットフォームは新たな可能性を秘めていますね。

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この記事を書いた人

大竹将義

大竹将義

1983年生まれ。放送作家。
小学生の時、魚屋さんから犬を譲り受けて暮らしていた元愛犬家。
名刺には、依頼主への忠誠を誓うという意味から、お腹を見せて寝転がるボストンテリアのイラストを使用。

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