テレビに興奮するワンちゃん対策グッズを考えてみた
2025/12/11
あなたの愛犬はテレビを観ますか?
調査によってバラツキがあるようですが、5割から7割ほどのワンちゃんがテレビなどの動画に反応するという結果が出ているようです。
私はこれまで3匹の犬を育てていますが、テレビに反応するのは、現在飼育している
レークランドテリアのテテ(8歳・女の子)だけ。
ただ、この子が異様に反応するので、困っているのです。
どんな映像に反応するのか?
① まず反応するのはスポーツの映像。ボクシング、相撲などの格闘技には興奮し、画面に飛びつき、最終的には「ケンカをやめろ」とペロペロします。その事を以前、ラジオの現場で井上尚弥選手に話したところ、驚いていました。
② 漫才やバラエティ番組などで、出演者が頭を叩いたり、大声を出したりすると、
ケンカと勘違いし、画面をペロペロします。
最近はダウンタウンの浜田さんを観るだけで、画面に飛び付く傾向が。愛犬がテレビ台に乗って画面を遮ってしまうので、浜田さんが出る番組はいつも別室に移ってもらいます。
③ 動物の映像。例えば、NHKで放送している動物写真家・岩合光昭さんの「世界ネコ歩き」。我が家は猫も飼っているので、ネコ歩きをじっくり観たいのですが、番組を観る度に、テレビ台の上を右往左往する愛犬が…。「テレビ台イヌ歩き」となってしまうため、最後まで落ち着いて観る事が出来ません。
④ 政治家にも反応します。ロシアのプーチン大統領、アメリカのトランプ大統領、そして、日本では田中角栄元総理大臣が画面に出てくると、テレビ台に上がります。犬なりに何かを感じるのかもしれません。
テレビに過剰に反応するワンコ。原因は?
我が家の愛犬がテレビに過剰に反応する原因として考えられるものをまとめてみました。
《主な原因》
・動く映像や音に反応して興奮
・飼い主の反応を見ている
・運動不足や刺激不足
・テレビの位置が低い 物理的に届きやすい
テリア系の犬種は狩猟本能が強いので、動く映像に反応するワンコが多いという話はよく聞きますが、テレビの位置や運動不足なども該当するので、結局、どれも当てはまるような気がしています。
環境面の対策を考える
繊細な液晶テレビに突進されたり、ペロペロされたら、終わりのような気もしますが、我が家のテレビは2005年式のプラズマ(テレビだけは物持ちがいいようです)。
突進されても、画面は壊れませんし、鼻の脂を拭けば、何とかなります。(拭いても拭いても突進するので、ベタベタですが)
さて、対策ですが、
① 手っ取り早いのは、「テレビの位置を高くする事(台を使う、壁掛けにする)」。
高さのあるテレビ台は何度も検討したのですが、犬の突進でぐらつく不安もあり、フィットしそうなものが見つからず。壁掛けも工事が必要ですし、20年もののプラズマテレビが問題なく作動しているので、買い換える勇気もなく。
② 「画面の明るさ・音量を下げる」
高い音や動きの激しい映像に反応する犬が多いと言われていますが、画面を暗くしたり、音量を下げると、スポーツ観戦の迫力がなくなるので、これはなし。
③「テレビ視聴中に、おもちゃを与える」
噛む・探す系(コングや知育トイ)で気を逸らすと良いそうです。こちらはいいおもちゃを探し中。アイドラッグストアーのサイトで見つけたこれかな?
小型犬用 ダンシングフィッシュ クマノミ 本体
では、どうするのか?
最良の手は動物行動学に詳しいドッグトレーナーさんや、獣医師さんに相談する事だと思います。私の現時点の結論は、「テレビの前にバリケード(ローテーブルやサークルなど)を置く」。
我が家のレークランドテリアは運動神経が抜群で、好奇心が強いため、強固なバリケードが必要。ただ、視界を完全に遮るものにすると、我々がテレビを観る際に邪魔なので、透明の素材が圧迫感もなく良さそうです。
そして、レークランドテリアのサイズを考えて、犬が立ち上がっても鼻先が届かない高さを75cmから80cmと設定。こんな条件でイメージ図を作ってみました。
アクリル板に突進した場合、倒れないか。犬が怪我しないかなど、細かい調整は必要になりますが、イラスト化すると、問題を共有できるので、オススメです。
放送作家・小谷亮介
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この記事を書いた人
小谷亮介
1976年生まれ。放送作家。
5歳の時から40年以上、犬と暮らす自称「愛犬家」。
令和元年の秋に千葉などを襲った台風の前日に次男が子猫を拾い、現在は犬と猫(仲悪い!)との生活を送る。
放送作家としてはTBSラジオ「伊集院光とらじおと」、ニッポン放送「飯田浩司のOK!Cozy up!」などを担当。
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