あの動物はどこに?動物園・展示ゾーンの法則

2026/01/23

あの動物はどこに?動物園・展示ゾーンの法則

動物園は迷子になりがち

このコラム連載をきっかけに始めた「ひとり動物園」。
開始当初はウォーキングを兼ねてのダイエット企画の一環でもあったため、道順やコースなども考えず、ひたすら歩いていました。
そのため、同じゾーンに何度も戻ってくる事も多く、「迷子状態」に。そこで迷子にならないために考えたのが「展示ゾーンの法則」を考える事。
迷子になりがちだった5歳の時とは異なる打開策を編み出しました。

人気動物をどこに置くのか?その法則

例外もありますが、一般的に動物園には、人気動物をどこに配置するかという法則が
見受けられます。
共通するのが、人の流れをコントロールする「動線づくり」と「滞在時間のコントロール」を目的とした配置戦略。一例として、上野動物園を見て行きます。
上野動物園は東側の「東園」=「クラシックな動物園」、西側の「西園」は「行動展示を重視したゾーン」と言う二重構造になっています。

上野動物園の東園の特徴は?

上野動物園の東園の特徴は?

東園は巨樹が鬱蒼とした上野公園の丘陵地に位置しており、ゴリラ・トラのすむ森、ゾウのすむ森、クマたちの丘、ホッキョクグマとアザラシの海などがあります。
正門広場を入ってすぐ左側には、五重塔をバックにエゾシカやニホンカモシカ、日本の野鳥を展示する日本の動物エリアがあります。
つまり、入り口付近は「日本の動物園」である事を感じられるゾーンになっているんです。我々日本人にはインパクトが薄い展示に見えるかもしれませんが、海外からの観光客も多い為、「日本の動物」が最初にお出迎えしてくれる構造になっています。
子供に人気のゾウさんは東園の中央付近に配置。これは小さな子供たちが飽きないための仕組みに思えます。
小動物や穏やかな象など子供受けの良い動物は前半に回れるような配置になっているケースが多いようです。
そして、ゴリラやトラといった大型の動物はどこにいるのか?大型動物エリアは広い展示スペースが必要なので、動物園の奥側に配置されるケースが多いようです。
上野動物園でも「ゴリラ・トラのすむ森」は東園の奥に。奥までお客さんを誘導するという吸引力としての役割も担っているようです。

上野動物園の西園の特徴は?

上野動物園の西園の特徴は?

西園は、ハスが茂り、島が点在する風光明媚な不忍池北側の区域。
キリン、カバ、サイ、ハシビロコウ、アイアイなどアフリカ産の動物、小獣館、両生爬虫類館、家畜動物が中心の子ども動物園などがあります。
なお、動物園によって、展示ゾーンに対する考え方は様々で、レッサーパンダなど目玉となる超人気動物を入り口付近に配置するケースも未だによく見られます。
また、入園してすぐのゾーンを家族連れが楽しむ事が出来る小動物との「ふれあいゾーン」にする施設もありました。
動物園をどんな構成にしているか、その狙いを考えながら巡るのもおすすめです。

放送作家・小谷亮介

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この記事を書いた人

小谷亮介

小谷亮介

1976年生まれ。放送作家。
5歳の時から40年以上、犬と暮らす自称「愛犬家」。
令和元年の秋に千葉などを襲った台風の前日に次男が子猫を拾い、現在は犬と猫(仲悪い!)との生活を送る。
放送作家としてはTBSラジオ「伊集院光とらじおと」、ニッポン放送「飯田浩司のOK!Cozy up!」などを担当。

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