このワンコ、凶暴につき。狩猟本能が強過ぎるレークランドテリア

2021/09/02

このワンコ、凶暴につき。狩猟本能が強過ぎるレークランドテリア

「レークランドテリア」知っていますか?

ワンちゃんがお好きな方から、飼っている犬種を聞かれる事があるのですが、「レークランドテリア」と答えた後に、会話が続いたケースはほとんどありません。

それぐらい、マイナーなのが、レークランドテリア。

正直、私も2017年まで、知りませんでした。

イギリス生まれの猟犬 レークランドテリア

イギリス生まれの猟犬 レークランドテリア

イギリスの湖水地方で生まれ、キツネ狩りの猟犬として活躍していた犬種らしく、よく言えば、勇敢。
上手にしつける事が出来れば、優秀な番犬になるかもしれません。

しかし、我が家が迎えたテテちゃん(2017年4月生まれの女の子)は、猟犬の血が強過ぎるのか、獰猛そのもの!!

レークランドテリア全体に言える事ではないかもしれませんが、非常に困った特性があります。

それが「テレビに体当たりする」という事。

それが「テレビに体当たりする」という事。

(ソファーの頂上からテレビを注視するレークランドテリア)

テレビに動物が出てくると、吠えながら、テレビ台をよじ登ってアタック!!
(例)ソフトバンクのお父さん(白い犬)、動物の着ぐるみなど。

格闘技、スポーツの映像を観ると、大興奮でタックル!!
(例)ボクシングの井上尚弥選手、大相撲の白鵬関、テニスの大坂なおみ選手など。

熱戦続きだった東京オリンピック中は愛犬の興奮を抑えるのに一苦労でした。

また、独特な雰囲気を持つ芸能人が出てくると、我々に危険を知らそうとしているのか、大きな声で吠え続けます。
(例)TRFのDJ KOOさん、聖飢魔IIのデーモン閣下、ハリウッドザコシショウさんなど。

テレビのストーリーを理解する我が愛犬

テレビのストーリーを理解する我が愛犬

ちなみに、テレビを真剣に観ているので、物語の内容もよく分かっているようです。

ある映画で悪の組織のボスが拳銃で自ら命を絶った瞬間…。
愛犬は衝撃的な行動に!!
大好きなテレビから離れて、窓辺にトボトボ、外の景色を眺めながら「クーン」。

何と、悪のボスの自死に落ち込んでいたのです。(誰も信じてくれませんが、マジです)

犬のしつけ教室にも通わせましたが、遊び方が激し過ぎて、同じ時間帯にいたチワワちゃんが震えていました。(すいません・・・)

プロのアドバイスが・・・

我が家で飼っている猫の事も毎日、追いかけています。(獲物だと思っています)

あまりもコントロールが効かないので、ブリーダーさんに相談した事もありました。

その時、ブリーダーさんから返ってきた言葉が、

「強い犬なので、灰皿で頭を殴っても大丈夫ですから」。

プロのアドバイスがまさかの鉄拳制裁…。(絶対、暴力はダメです!!)

勇敢で頭が良過ぎる分、育て方次第では名犬にも、猛犬にもなりうるレークランドテリア。
ネタの宝庫ではありますが、初心者には絶対オススメしません!!

でも、僕は大好きです。僕はですよ。

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この記事を書いた人

小谷亮介

小谷亮介

1976年生まれ。放送作家。
5歳の時から40年以上、犬と暮らす自称「愛犬家」。
令和元年の秋に千葉などを襲った台風の前日に次男が子猫を拾い、現在は犬と猫(仲悪い!)との生活を送る。
放送作家としてはTBSラジオ「伊集院光とらじおと」、ニッポン放送「飯田浩司のOK!Cozy up!」などを担当。

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