愛犬はヤキモチやき? 飼い主400人に聞いたリアルな体験談
2025/12/18
愛犬はヤキモチやき?
犬と暮らしていると「もしかして今、ヤキモチをやいてる?」と思う瞬間はありませんか?人間の子どもが拗ねるように、愛犬も飼い主の注意を引こうとすることがあります。こうした可愛らしい嫉妬行動は、どのくらいの家庭で見られるのでしょうか。
株式会社エイトが運営する「ドッグフードの神様」では、全国の飼い主400名を対象に「愛犬のヤキモチ事情」に関するアンケートを実施。その結果から、犬たちの知られざる心理と行動が浮かび上がりました。今回はその結果をご紹介いたします。
7割の飼い主が「うちの子はヤキモチやき」
「あなたの愛犬はヤキモチやきだと思いますか?」と尋ねたところ、38%が「とてもヤキモチやき」と回答。次いで「まあまあそう思う」が30%を占めました。両方を合わせると、実に7割近くの飼い主が愛犬の嫉妬心を実感していることが分かります。
一方で「まったくそう思わない」と答えたのはわずか11%。犬がヤキモチをまったく見せないケースは少数派のようです。
次に「ヤキモチをやく対象」について詳しく聞いたところ、最も多かったのは「他のワンちゃん」でした。散歩やドッグランなどで飼い主が別の犬に触れると、割って入って存在をアピールする行動がよく見られるそうです。
そのほか「子ども」や「猫」といった家庭内の存在も上位にランクイン。身近な家族こそライバルになりやすいようです。さらにユニークなのは「妻」という回答。飼い主本人を取られたと感じるのか、特定の人間に対して嫉妬心を見せるケースもありました。
微笑ましい「ヤキモチ行動」の数々
自由回答では、思わず笑顔になるようなエピソードが多数寄せられました。
一番多かったのは「割り込み」行動。赤ちゃんや猫を抱っこしていると、すかさず間に入り込んだり、飼い主の手を押さえたりして「自分を見て!」とアピールするのだとか。中には夫婦の間に割り込んで座り込み、二人の視線を独り占めする犬もいるそうです。
また、膝に飛び乗ったり、体を転がして気を引いたりと、方法はさまざま。まるで「一番大事なのは私でしょ?」と訴えているかのようで、飼い主にとっては愛しさが募る瞬間になります。
一方で、吠えたり噛んだりと攻撃的な行動を示す犬も一定数いました。対象は他のペットやおもちゃ、ぬいぐるみ、さらにはテレビに映る犬にまで及ぶことも。強気な態度で存在感を示す子もいれば、ちょっとしたちょっかいで気を引こうとする子もいて、性格によって攻撃的な行動も様々なようです。
意外にも多かったのが「物」に対する嫉妬。スマホや新聞、ゲーム機に飼い主が集中していると、犬はその手を押さえたり上に乗ったりして邪魔をしてくるのだとか。「構ってほしい」という気持ちは、相手が生き物でなくても変わらないようです。
どの行動も「大好き」の裏返し
エピソードの中には、家族が外出するとわざとイタズラをしたり、猫を撫でていると拗ねた目で見つめてきたり、帰宅後には他の犬の匂いを念入りにチェックする姿などもありました。
行動のバリエーションはさまざまですが、共通しているのは、飼い主を一番に想っているという愛情です。ヤキモチは裏を返せば深い愛情の証ですよね。

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この記事を書いた人
小谷亮介
1976年生まれ。放送作家。
5歳の時から40年以上、犬と暮らす自称「愛犬家」。
令和元年の秋に千葉などを襲った台風の前日に次男が子猫を拾い、現在は犬と猫(仲悪い!)との生活を送る。
放送作家としてはTBSラジオ「伊集院光とらじおと」、ニッポン放送「飯田浩司のOK!Cozy up!」などを担当。
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