まだまだ油断できない!ワンちゃんの熱中症対策を見直そう
2022/08/16
猛暑の夏
猛暑となった2022年。今年は9月まで残暑が続く予想で、十分な熱中症対策が引き続き必要となりそうです。日本では年々気温が高くなってきており、従来の熱中症対策では不十分な場合もあるのです。
今回はおうちのワンちゃんを熱中症にさせないための対策について綴ってまいります。
エアコンは24時間つける
夜は少し涼しいからとエアコンを消す方もいますが、ワンちゃんは人よりも暑さに弱い動物です。
人がある程度我慢できる暑さでも、ワンちゃんにとっては快適ではない可能性があります。夜だけエアコンを消すことによって、日中との温度差が生まれ体調を崩す子もいるのです。
エアコンの付け忘れなどにより、飼い主さんの不在時にワンちゃんが自宅で熱中症になってしまうリスクを考えると、エアコンで常に室内を快適な温度にしているほうが安心ですよね。
お散歩は日が出る前か、日が落ちてから
夏は日差しが出てくると急激に気温が上がり、熱中症のリスクが高まります。
お散歩は早朝や夜にのみ行くようにしてください。
また、お散歩中に活用できるワンちゃん用の首に巻く保冷剤や、水で濡らして体感温度を下げるような洋服などの熱中症対策グッズも多く販売されています。
お散歩でしか排泄しないワンちゃんであれば散歩は毎日必要になりますが、室内のトイレやペットシートなどで排泄ができるワンちゃんは暑すぎる日はお散歩に出ないのも1つの手です。
その分涼しくした室内で遊んであげてストレスをためない様に気を付けてあげてください。
サマーカットをする
毛が長く密度の濃いワンちゃんは夏の時期に体温調節が上手くできないことが多いので、そんなワンちゃんにはサマーカットがお勧めです。
ワンちゃんのサマーカットは短く刈り込むカットスタイルで、風が地肌まで通るようになって熱がこもりにくくなるため、体感温度が下がり涼しく過ごせるようになります。
水分補給は積極的に
熱中症になる原因として脱水が主にあげられますが、脱水を防ぐには十分に水分を摂取することが大切です。
お水を普段から飲まないワンちゃんは、熱中症になりやすい時期だけでもウェットフードや犬用の経口補水液、犬用ミルクなどで積極的に水分を摂取させるようにしてください。おうちのワンちゃんにあった水分補給の方法を見つけるのがポイントになってきます。
また、お散歩の途中でもお水をあげられるようにお皿やお水を持ち歩くようにするといいでしょう。
今回は熱中症対策について改めて解説しました。
予防が1番ですが、もし万が一熱中症になってしまったら、その時は一刻も早く病院に行って治療を受けるようにしてください。緊急で診てもらえる病院を事前にピックアップしておくといざという時に便利です。
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