ギネス記録を持つ世界一背の高い犬と低い犬が夢の対面!
2025/06/17

世界一背の高い犬と低い犬がご対面
ギネスワールドレコーズが設立70周年を迎えた2025年。
この記念すべき年に、世界中の注目を集めるユニークな出会いが実現しました。
アメリカ・アイダホ州を拠点とする「現存する最も体高の高い犬」と、フロリダからやってきた「現存する最も体高の低い犬」が、初めて顔を合わせるというものです。
登場したのは、グレート・デーンのレジナルド、通称レジー(7歳・体高100.7cm)と、チワワのパール(4歳・体高9.14cm)。
体高差はなんと92cm近くにもなります。
そんなギネス級のサイズ差をもつ2匹が、今月初旬にレジーの自宅で対面を果たしました。
物怖じしないパール、気遣いの塊・レジー
パールの飼い主、バネサ・セムラーさんはこの出会いのため、わざわざフロリダからアイダホへ旅をしました。
彼女はこう語ります。「パールは自分のサイズを気にしていないようです。大きな犬にもとてもフレンドリーに接するんですよ」
一方、レジーのオーナーであるサム・ジョンソン・リースさんも、ふたりの出会いを心待ちにしていた一人。
普段から人や他の犬とも仲良くできるレジーについて、「パールのような小さな相手にも、優しく接するだろうと確信していました」と話します。
予想どおり、対面は大成功。レジーはその巨体を持ちながらも、パールのそばでは常に慎重に動き、優しく接していたのが印象的でした。
その姿に、両オーナーも安心した様子。サムさんは「世界一小さな犬と会うとなれば、やはり多少の不安はありました。
でもレジーは最大限に気を使ってくれた」と、満足そうに語っています。
バネサさんもまた、「レジーが途中で距離を取ろうとしたのは、決して嫌がったわけではなく、パールの存在を尊重していたから。とても思いやりのある行動でした」と、レジーへの感謝を口にします。
対面後、2匹は飼い主たちのインタビュー中に仲良くお昼寝を始めるという微笑ましい光景も見られました。
飼い主のサムさんは、「一般的に小型犬は手がかかると言われるけれど、大型犬だって同じ。
違いよりも、むしろ共通点が多いと感じます」と話し、犬たちへの深い愛情を滲ませました。
最後に、二人の飼い主が口を揃えて語ったのは、「私たちのペットは家族そのもの。写真や映像を通して、私たちの愛がきっと伝わるはずです。
レジーも、誰か一人を笑顔にできたら、それが何より嬉しいことなんです」という言葉でした。
ギネス級のサイズを誇るレジーと、世界一小さなパール。
この特別な出会いは、犬の大きさを超えた優しさと友情の尊さを、私たちに改めて教えてくれました。
ちなみに、大型犬と小型犬では適したペットフードが異なりますので、ごはんの際には別々のフードを用意してあげてくださいね。
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この記事を書いた人

大竹将義
1983年生まれ。放送作家。
小学生の時、魚屋さんから犬を譲り受けて暮らしていた元愛犬家。
名刺には、依頼主への忠誠を誓うという意味から、お腹を見せて寝転がるボストンテリアのイラストを使用。
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