犬も日焼けする?!外出時に気をつけたいワンコの紫外線対策

2025/07/07

犬も日焼けする?!外出時に気をつけたいワンコの紫外線対策

ワンちゃんも日焼け対策を!

これからの季節、日差しが強くなるため紫外線対策は必要不可欠ですよね。

実は人だけでなく毎日お散歩で外に出るワンちゃんも日焼けをしてしまう可能性があるんです。

今回は日焼けをしやすいワンちゃんの特徴と外出時の対策についてお話していきます。

ワンちゃんの日焼けについて

・どんな症状が出るの?
紫外線により皮膚炎を起こす場合があります。
皮膚炎により日焼けをした部分が赤くなる、痒くなる、皮膚がむける、脱毛が起きるなど、症状は様々です。

・日焼けしやすい部位
毛の薄い部分に紫外線の影響が出やすいです。

口、眼、鼻、耳の周辺は直射日光による日焼け、下腹部は地面からの照り返しによる日焼けを起こしやすいと言われています。

・日焼けに気をつけたい犬種
トイプードル、マルチーズ、ヨークシャーテリアなどのシングルコートの犬種や短毛種、毛のないヘアレスドッグなどが日焼けを起こしやすい傾向にあります。

ワンちゃんの紫外線対策について

ワンちゃんの紫外線対策について

・紫外線の強い時間帯は外出を避ける
早朝や夕方など、紫外線が少ない時間を選んでお散歩をしましょう。

・サマーカットをしすぎない
夏場は暑さ対策のためにサマーカットをするワンちゃんも多いですが、
サマーカットをしすぎると皮膚に紫外線が直接当たってしまうので極端な毛刈りは控えましょう。
照り返しから守るため特に下腹部の毛の刈りすぎには注意が必要です。

・散歩中は洋服を着せる
暑い時期でもワンちゃんが快適に着られる涼しい洋服などがお勧めです。
最近では冷感ひんやりお散歩ウェアなどもありますので、活用してみてください。

・犬用の日焼け止めを塗る
必ず犬用の日焼け止めを使ってください。
日焼け止めが皮膚に合わないワンちゃんもいるので使い始めは少量から試してみてくださいね。

もし日焼けをしてしまったら?

適切な治療をうけるため、動物病院を受診しましょう。

これからの季節、日焼けや熱中症に注意しながら人も犬も快適に過ごせるようにしたいですね。

獣医師 タメになる いぬ

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この記事を書いた人

獣医師 赤松愛

獣医師 赤松愛

獣医師
酪農学園大学卒業。今年で小動物臨床経験7年目。
現在は千葉県で犬猫、小動物の一般診療に従事しています。
猫とフェレットとクォッカが大好きです。

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