インコを迎える前に知っておきたい事

2023/01/19

インコを迎える前に知っておきたい事

いつかは、インコと暮らしたい

テレビの映像にタックルする猛犬と、夜中に2度お祭りをする気ままな猫と
(中高生の球児2人)と暮らしている私。

家の中が猛獣だらけなのですが、子育てが落ち着いて、カミさんに捨てられたら、
かわいいインコ、略して「かわインコ」とのんびり暮らしたいというビジョンがあります。

年末年始にそんな妄想をしながらあるブログを見ていたら、ハマりました。
それが【ジョリパラjolly paradise】
というインコのブリーダーさんのブログです。

著者は元々看護師をされていた女性で、文章を拝見すると、動物への視線が優しい!そして、情報量も満載!
そこで、今回はインコのブリーダーjollyさんにお話を伺いました。

インコの魅力は?

インコの魅力は?

「インコの魅力は、種類によって全く違う性格(個性)があることです。今は様々な国から輸入ができるようになり、日本でも様々なインコやオウムが飼育できるようになった事も魅力の一つだと言えます。私がブリーダーになる程、ハマったのはウロコインコ。犬のようにベッタリ懐いて、賢いのが魅力です」

小さなインコが懐いてくれる姿を想像しただけで・・・。
幸せな気持ちになりますよね。「この子には自分が必要なんだ」と。

ちなみに、ど素人の私が魅了されたのは、色鮮やかな色彩。普通、これだけ綺麗なものは動物もキノコも毒を持っていますが(失敗から学んだ偏見)、インコは毒もなく、可愛い!
獰猛な動物以外で、こんなにカラフルなペットが他にいるでしょうか?熱帯魚や蝶以外で、僕にはインコしか思い付きません。

初心者向けのインコは?

初心者向けのインコは?

「ブリーダーをしていると、よく相談されることの一つに『初めてインコを飼うのですがどれがいいですか?』
というのがあります。
私の返答としては、『まず飼育環境がどうか、そして希望するインコはどんな特徴があるかを知ること』です」


確かにブリーダーさん任せではなく、まずは家族と相談して飼育環境を確認。
そして、どんなインコが相応しいかを調べるのが大切なのかもしれません。

小型や中型のインコなら?

小型や中型のインコなら?

「一般的に最初にお迎えするインコで小型でしたら、セキセイインコ、コザクラインコ、
ボタンインコ、サザナミインコなどだと思います。理由は、飼育場所をとらない、情報が豊富、
手に入りやすい(ショップで売られている)、価格がお手頃です。

他のサイトなどでは、体が丈夫などと書かれていることがありますが、丈夫かどうかは個体差があります。
またセキセイインコなどは遺伝性の病気などに罹患している個体も多くみられます。

中型インコですと、オカメインコ、ウロコインコ、オキナインコ、コガネメキシコ、シロハラインコなどです。
うちではウロコインコとオキナインコを飼育しています」


情報を鵜呑みにせず、個体差がある事を理解しておく事が大切なんですね。

インコ飼育の注意点は?

インコ飼育の注意点は?

「どの品種も初心者向けですが、種類によっては特徴が違ってくるので、お迎えをする前によく調べることをおすすめしています。例えば、ウロコインコはあまりおしゃべりはしませんが、警戒音などはうるさいですし、オキナインコやシロハラインコなども警戒音はかなりの音量です。賃貸などに住んでいる場合は、近隣から苦情が出てやむなく手放さないといけないなんてこともあります。

また、体が大きくなってくる分、くちばしも大きいので噛まれた時に出血する事もあります。

人気上位に必ずランクインするオカメインコは、脂粉(しふん)が特に多いです。
アレルギー体質の方などは要注意ですし、オカメインコを飼ったあとに子供が生まれて手放すなんて事もあります。

大型になってくると、忘れてはならないのがとても長生きだという事です。
賢くて人気があるヨウムなどは50年の平均寿命がありますし、飼育環境によってはそれよりも長生きする個体もいます。
飼育者がいなくなったときのことも考えなくてはいけません」


「脂粉(しふん)」というのは、インコがブルっと身体を震わせた時に、羽から分泌される白っぽい粉の事。
人によってはアレルギーを引き起こすケースもあるため、ケージを掃除する際にはマスクを着用した方がいいのだとか。
飼育放棄を防ぐ為に、あえて厳しい事もおっしゃっていたインコのブリーダーのjollyさん。
長い付き合いになるインコとの生活には準備も時間もかけたいものですね。

私も今から、インコを迎えるための勉強をスタートです。

アイドラペット ペットショップ

おすすめのペットグッズ

この記事を書いた人

小谷亮介

小谷亮介

1976年生まれ。放送作家。
5歳の時から40年以上、犬と暮らす自称「愛犬家」。
令和元年の秋に千葉などを襲った台風の前日に次男が子猫を拾い、現在は犬と猫(仲悪い!)との生活を送る。
放送作家としてはTBSラジオ「伊集院光とらじおと」、ニッポン放送「飯田浩司のOK!Cozy up!」などを担当。

この人の書いた記事を見る

\SNSでシェアする/

アイドラペットTOPへ戻る