うさぎをお迎えする方必見!兎の大切な習性
2023/02/08
今年は卯年だから「うさぎブーム」が来る?
今年は卯年だから「うさぎブーム」が来る?!といったメディアの特集をよく見かけます。
犬猫に比べるとペットショップで比較的安価に手に入り、
手軽にうさぎを飼い始めるができるため、今後うさぎを飼育しはじめる方が増えるのではないでしょうか。
今回はお迎えしやすい、けれども飼うのはちょっぴり大変?
そんなペットのうさぎの生態や飼育方法についてお話していきます。
ペットとしてのうさぎ
日本で飼育されているペットのうさぎは、主にヨーロッパアナウサギを改良した品種で、
体重が1kg前後の小型のネザーランドドワーフ、垂れ耳で2kg前後の中型のホーランドロップ、
雑種のミニウサギなどが挙げられます。
最近では5kg前後の大型のフレンチロップや10kgを超えるような個体もいるフレミッシュジャイアントなどの
品種も人気が出てきており、以前より飼育数が増えています。
うさぎの習性
・早朝や夕方に活発になる
・穴を掘る仕草をすることがある
・狭い空間に入り落ち着く
・縄張り意識が強い
などの習性があり、これはヨーロッパアナウサギの名残とされています。
うさぎの食事
うさぎは元々完全草食であり、飼育下では乾燥牧草とラビットフードが主食として一般的ですが、ラビットフードは牧草で足りない栄養素やカロリーを補給するものであり、主食はあくまで牧草です。
うさぎの歯は常に生え続けるため、牧草を食べないと正常な歯並びを維持することができなくなってしまいます。
嗜好性の高いラビットフードばかりをあげていると牧草を食べなくなってしまうので注意が必要です。
牧草やラビットフードには水分が含まれていないので、
常に十分な水分がとれるように新鮮なお水を用意してあげることも重要となってきます。
うさぎの飼育環境
うさぎは縄張り意識の強い動物で他の個体と相性が悪いとストレスがかかるため、
できるだけ1匹ずつケージ内で飼うのがお勧めです。
ただし、ケージ内だけの生活だと、本来活動的なうさぎにとってストレスの原因になってしまうので、
放し飼いの時間(※)も確保するようにしてください。
※コードを噛んで感電、高いところから落ちての骨折などの放し飼い中の事故も少なくないため
観察できる時のみ推奨。
・ケージの広さ
うさぎが十分身体を伸ばすことができる程度は最低限必要。
・ケージの床
金網やプラスチックのスノコなどをそのまま敷いている飼い主さんも多いですが、
足の裏の皮膚炎(足底皮膚炎)などになりやすくなるため注意してください。
・トイレ
時間をかければトイレで排泄をするようになる個体もいるので、設置しておくといいでしょう。
・温度や湿度管理
うさぎは皮膚の汗腺が未発達で暑さに弱い動物のため理想的な温度は20℃前後、湿度は30-70%程度です。
熱中症に注意してあげてください。
うさぎの健康管理は難しい
今回の記事で「犬猫と違うのは食事だけ?そんなに難しくなさそうだな」と思った方、
うさぎの飼育で難しい部分は実は健康管理なんです。
うさぎはとても可愛くて人にも慣れますし飼いやすいとされていますが、
犬猫と違う部分がたくさんあり病気も多い動物です。
次回はうさぎに多い病気や注意点についてお話していくのでそちらも参考にしてみてくださいね。
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