ペットの迷子に備えよう!愛犬・愛猫が脱走したらどうする?

2023/09/19

ペットの迷子に備えよう!愛犬・愛猫が脱走したらどうする?

動物の脱走にワクワクするのはなぜか?

ミーアキャット(大阪のみさき公園)、アミメニシキヘビ(横浜のアパート)、シマウマ(韓国の動物園)…。

これは2018年以降、逃走した主な動物なのですが、性格の悪い僕は「動物が逃走した」というニュースを観ると、いつも興奮してしまいます(申し訳ございません)。

動物と人間の無事を願いつつも、動物が自由になる事で、映画「猿の惑星」のように「何か社会構造に変化が起きるのではないか?」という、スリルとワクワクが入り混ざったような複雑な感情になってしまうのです(本当に申し訳ございません)。

例えば今年の3月、
【韓国の首都ソウルで動物園からシマウマが脱走したニュース。】


狭い路地でオスのシマウマが戸惑っている姿を見えると、ほんわかしつつも、見た事がないシチュエーションに興奮してしまうのです(変態かもしれません)。

そして負傷者もなく、シマウマ君が無事に保護された事を確認すると、ホッとする…。

一瞬ゾクゾクするけど、元に戻って、安心する。非現実を一瞬体験出来るのが、私にとっての「動物逃走劇」の醍醐味なのです。

ペットの迷子には悲しみしかない

ペットの迷子には悲しみしかない

動物の逃走劇には、少しロマンを感じてしまう私ですが、「ペットの迷子」と聞くと、途端に悲しくなってしまうのはなぜなんでしょう。

私は犬と猫を飼っていますが、犬と猫の迷子の捜索で大変なのは猫のほうだと思います。

もしも我が家の愛犬「テテ」(レークランドテリア)が脱走した場合、普段から近所を散歩しているので、
珍しい犬種という事や猛犬という事もあり「小谷さんのワンちゃん、あそこにいたわよ」
と教えてくれる方がいるような気がします(おそらく迷子になっても、うるさくて目立つ気が…)。

一方、愛猫の「ヴェル」(日本猫、和猫)に関しては、ずっと室内にいるので、
迷子になってもどこの猫か誰も分からず、目撃情報も期待できません。
また、猫は隠れてしまいますし、自宅の位置を認識していると思えませんので、
迷子になってしまったら、おそらく見つからないと思います(見つけてくれた人に懐いてしまう気も…)。

そこで私が考えたのが、飼い猫のデータを表札の隣に貼る事。

想像して下さい。
表札の隣に猫のプロフィールが掲載されていたら、ほんわかしませんか?
新聞や郵便配達の方、宅配業者さんも、きっとニンマリすると思います。



例えば、1980年代に流行った「なめ猫免許証」のような写真入りのプロフィールを
ネット上や、表札の隣に表示しておけば、いざという時に
「あそこのお宅の猫ちゃん、こんなところにいる!」と気付いてもらえるのではないでしょうか。



自治体の迷子対策は?

自治体の迷子対策は?

暑い時期はベランダや玄関などを開けて換気をしている際に、犬や猫が逃走するケースもあるかもしれませんので、要注意です。

環境省が公表しているデータ(2021年4月~2022年3月)によりますと「所有者不明」の動物の引取り数は、1年間で犬2万1238匹、猫2万5203匹。

この中には迷子になったワンちゃんや猫ちゃんも含まれるそうです。

きっかけはさまざまかと思いますが、大切なペットと離れ離れになってしまうのはつらいですよね。

実際に迷子になってしまった場合は、SNSで呼びかける他に、ポスターを使って地元で探す方法が一般的。

しかしポスターをどうやって作るのか、分からないですよね。

そんな中、迷子犬や迷子猫の捜索に役立つポスターの雛形を2019年の7月から
無料で公開しているのが、【大阪市】
です。

パソコン加工用か、手書き用をダウンロードして、ワンちゃんや猫ちゃんの写真を貼り付け、
情報を記入するだけで本格的なポスターが出来上がります。

しかもポスターに「大阪市」という文字はなく、全国どこでも活用可能だという事です。

使う機会がない事を願いますが、いざという時のために覚えておくといいかもしれません。

欲を言えば「探しています」バージョンだけでなく「飼っています」版もあれば、表札の隣に貼れるんですけどね…。

アイドラペット しつけ いぬ ねこ

おすすめのペットグッズ

この記事を書いた人

小谷亮介

小谷亮介

1976年生まれ。放送作家。
5歳の時から40年以上、犬と暮らす自称「愛犬家」。
令和元年の秋に千葉などを襲った台風の前日に次男が子猫を拾い、現在は犬と猫(仲悪い!)との生活を送る。
放送作家としてはTBSラジオ「伊集院光とらじおと」、ニッポン放送「飯田浩司のOK!Cozy up!」などを担当。

この人の書いた記事を見る

\SNSでシェアする/

アイドラペットTOPへ戻る