猫が出てこないのに、猫本1位!新ジャンル「ほぼねこ」の魅力
2024/11/01

著名人が絶賛の写真集『ほぼねこ』とは?
動物園に行くと、トラやライオンが猫のような可愛い仕草をする事がありますが、そんなネコ科の動物「ほぼねこ」の愛らしい瞬間を集めた写真集がカレンダーになり再び注目されています。
昨年(2023年)12月に発売されたネコ科動物の写真集『ほぼねこ』(RIKU著/辰巳出版)は「猫が1匹も出てこないのに猫本1位」、「絶対に飼えないけどペット部門1位」など発売直後から話題が沸騰。
SNS総フォロワー数が33万人を超えるRIKUさんが日本各地の動物園で撮りためたトラ、ライオン、ユキヒョウ、ホワイトタイガーの猫のような瞬間をとらえた写真を90点以上収録しており、動物たちの表情豊かな愛らしさと写真の美しさが評判となっています。
世界的動物写真家・岩合光昭さん、人気コラムニスト・辛酸なめ子さんらが絶賛していますが、中でも猫好きで知られるM-1王者の令和ロマン・松井ケムリさんは、「生態系の頂点に立つ彼らが、いま僕の横で寝ている愛猫と地続きであるということ。百獣の王達が可愛らしく、お家の猫ちゃんがいつもより少しだけ勇ましく見える本です」とコメントを寄せています。
ほぼねこがカレンダーに!

来年は巳年ですが、カレンダーはヘビではなく、「ほぼねこ」にしたいと思っているそこのアナタ!朗報です。
このほど、写真集『ほぼねこ』が『ほぼねこカレンダー2025』となって販売されました。
『ほぼねこカレンダー2025』(RIKU著/辰巳出版)は写真サイズ縦25.8×横33.0cmの大判・月めくり仕様。
写真集に未収録の写真も多数掲載されています。
大判サイズなので猛獣ならではの迫力を感じられるのもポイント。
なおかつ毛並みの1本1本の美しさや動物たちのチャーミングな表情も再現され
「でっかいネコちゃん」たちを1年中堪能できるカレンダーに。
ライオンやトラが好きな方にはもちろん、猫好きさんへの贈り物にもぴったりかもしれません。
そう考えると、ほぼねこって、マーケットが大きいですね。ライオンや、トラも人気の動物ですが、猫まで巻き込むなんて…ある意味、発明です。
写真集に続いて、カレンダーも好評の「ほぼねこ」。担当編集者の辰巳出版株式会社 ・編集部 小林裕子さんにお話を伺いました。
ほぼねこというジャンルが誕生したきっかけ
「3匹の猫と暮らす編集者がもともとRIKUさんのSNSのファンで、「獰猛なネコ科猛獣」のイメージを覆す愛らしい動物たちの写真に魅せられ、『ほぼねこ』という写真集のご提案をいたしました。RIKUさんが撮影する写真からは「ほぼねこ」たちが想像以上に表情豊かで、犬や猫、人間と同じように多様な感情と深い愛情を持った生きものだということが分かります」(小林さん)
お気に入りの「ほぼねこ」は?

「『ほぼねこカレンダー2025』7月のアムールトラの写真が編集者のいちおしショットです。気持よく水浴びしながらカメラ目線を送る愛らしいトラの口元からちょっとはみ出した舌が萌えポイントです。こちらは写真集『ほぼねこ』には未収録の写真なので、ぜひカレンダーでお楽しみください」(小林さん)
ほぼねこカレンダーを発売した経緯
「写真集『ほぼねこ』に世界的動物写真家の岩合光昭さんや、M1王者の「令和ロマン」松井ケムリさん、人気コラムニスト辛酸なめ子さんから絶賛のコメントが寄せられたほか、発売から半年で5刷となるなど、大きな反響がありました。写真集の続編を望む声も多かったのですが、大判サイズでRIKUさんの美しい写真を楽しめるカレンダーを販売することを決定しました」(小林さん)
カレンダーのこだわりのポイント

「愛らしく美しい『ほぼねこ』たちの写真はもちろん、絶滅の危機に瀕する動物たちのことを知り、動物たちの保護を考えるきっかけになればと思い、「世界トラの日」(7月29日)・「世界ライオンの日」(8月10日)・「世界ユキヒョウの日」(10月23日)をカレンダーに記載しています」
(小林さん)
カレンダーの反響は?

発売前に予約が殺到し、Amazonの「カレンダー」「猫」「ペット一般」「動物学」の4部門でベストセラー1位となりました(2024年7月11日調べ)。
最後に著者・RIKUさんにお気に入りの「ほぼねこ」について伺いました。
「動物園にはまったきっかけがユキヒョウとトラなので、この2種類の動物には思い入れがあります。大型猫科動物ならではの孤高な雰囲気や美しい瞳・模様も素敵ですが、やはり親子の愛情が深かったり、家猫のように愛らしい一面があったりするところが魅力的でおすすめです」(RIKUさん)
動物園に行く時はライオンや、トラの逞しさと、猫のような可愛い仕草のギャップにぜひ注目してみてはいかがでしょうか?
「ほぼねこカレンダー2025」の8月のライオンがお腹を見せている写真。これを見るだけで、来年は猛暑を乗り越えられそうな気がします。
我が家の猫をオヤツで上機嫌にして撮影したカレンダー、作ってみようかな。
《カレンダー詳細》
商品名:ほぼねこカレンダー2025
著者:RIKU
発行:辰巳出版
定価:1,430円(本体1,300円+税)
仕様:壁掛け(258×330mm) 13枚綴り リング綴じ
全国の書店等で大好評販売中
RIKU プロフィール
愛犬のミニチュアダックスフンドを飼い始めたことをきっかけに一眼カメラを購入。
2016年に動物園でトラとユキヒョウを見て動物の美しさに感銘を受け、本格的に写真を撮り始める。
会社員として働きながら、休日に日本全国の動物園に足を運び、主にネコ科動物を撮影。
SNSを中心に作品を発表し、Instagram、Xなどの総フォロワー数は33万人を超える。
Instagram:riku_0710 https://www.instagram.com/riku_0710/
X:@rikunow https://twitter.com/rikunow
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この記事を書いた人

小谷亮介
1976年生まれ。放送作家。
5歳の時から40年以上、犬と暮らす自称「愛犬家」。
令和元年の秋に千葉などを襲った台風の前日に次男が子猫を拾い、現在は犬と猫(仲悪い!)との生活を送る。
放送作家としてはTBSラジオ「伊集院光とらじおと」、ニッポン放送「飯田浩司のOK!Cozy up!」などを担当。
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