火傷や脱水症状に気をつけて!猫が大好きなこたつの注意点
2021/12/21
猫が冬に好きな場所と言ったら
こんにちは。
ここ最近はグッと冷え込んできて暖房器具が欠かせない季節になってきました。
特にこたつは心も体も暖まる最高の暖房器具の一つだと思っています。
さて、猫は狭くて暗い場所が好きな動物です。
そんな猫にとってこたつは最高の隠れ家で、うちの猫もこたつが大好き。
人間以上にこたつの中で過ごしています。
ですが、人用のこたつは猫には危険な場所になってしまうことも。
今回は猫が大好きなこたつの注意点について綴ってみたいと思います。
猫が人用のこたつの中で過ごす際の注意点
・脱水
猫はもともと飲水量が少ない動物。
こたつの中で過ごすことが多くなり、こたつから水までの位置が遠いと、水を飲む機会が減ってしまいます。
こたつの中は温度も高く、基本的に乾燥していることが多いため、脱水しやすくなります。
脱水状態が続くと腎不全や膀胱炎など、泌尿器疾患の発生リスクが高まる可能性もあるので注意が必要です。
・火傷
猫の皮膚がこたつ内部のヒーターに直接触れると、火傷を起こすことがあります。
被毛に覆われている猫の火傷は飼い主も気付きにくいため、発見が遅れて重症化してしまうことも。
・熱中症
そこまで暑さに弱くない猫ですが、高温になったこたつの中に長時間いた場合には熱中症になる危険性があります。
熱中症は脱水と高体温によっておこる緊急性の高い病気です。
口を開けて呼吸している、ぐったりしているなど様子がおかしければすぐに病院を受診してください。
・低酸素
こたつの中はこたつ布団で覆われているため換気がされにくく、長時間過ごすと酸素濃度が下がってしまい、呼吸が苦しくなる危険性があります。
・その他
コタツのヒーターの電源コードを咬んで感電してしまう。
コードに引っかかってしまう。
猫がこたつ内にいるのに気づかずに蹴ってしまう。
などの危険もあります。
危険を避けるためには?
・脱水
普段の水置きとは別にこたつの近くに水を置く。
水分摂取量を増やすためにウェットフードを積極的に与える。
・火傷、熱中症
ヒーターの温度を低めに設定する。
・低酸素
こまめにこたつ布団をあげて換気をする。
猫がこたつの中にいる場合、部分的にこたつ布団に隙間を作って換気できるようにする。
・その他の予防策
猫用のこたつを使用する。
最近は猫用のこたつというものが開発されています。
温度が熱くなりすぎないようにヒーターが設定されていたり、こたつ布団の一部が開けられて換気できるようになっていたりと、猫に安心な設計になっているため、人用のこたつは心配、という飼い主さんは試してみてください。
遠赤外線にゃんこの和みこたつ 2段
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猫も人も大好きなこたつ。注意点を知って、安全で快適なこたつライフを過ごしてくださいね。
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