続・ロシアンブルーの事は嫌いにならないで
2022.07.12

ロシアンブルーを勝手に応援する企画第2弾
世界情勢の変化により、罪のない、可愛いロシアンブルーの人気に影響が出る事。
そこで、ロシア原産の猫「ロシアンブルー」をもう一度、応援する企画を実施します。
今回も前回に引き続き、東京・港区のロシアンブルー専門のブリーダー、「FAR EAST CLUB・ODA」の小島さんにお話を伺いました。
☆前回の記事はこちら
『ロシアンブルーの事は嫌いにならないで』
https://www.idrugstore.jp/pet/article/73
ウクライナ情勢の長期化による影響は?
まず、ウクライナ情勢が長引く事で、ロシアンブルーの人気やブリーディングに影響があるのか伺ったところ、ブリーダーの小島さん曰く
「ございません。以前同様、シーズン前でも多くのお問い合わせをいただいております」
との事。
ロシアンブルーの人気は揺るぎないようです(ホッ)。
ブリーダーさんとロシアンブルーとの出会い
ブリーダーの小島さんに、ロシアンブルーにと出会ったきっかけを伺いました。
小島さん「母が『昔から、歩く宝石といわれているロシアンブルーを飼ってみたかった』と言っていて、ある日とあるペットショップで見かけたのが最初の子を飼うきっかけになりました。
ただ、目やにがひどく、おしりから腸が出た状態で売られていたんです。
なんでこんな状態で売っているんだ?酷すぎるじゃないかとペットショップ側に抗議しても、そんな事はないの一点張り。怒った母が即座にATMへ駆け込み、現金を下ろしてきて、『この子は私が引き取ります!』と店員にお金を叩きつけて一括で購入しました」。
何と、ペットショップから救出するような形で、ロシアンブルーとの暮らしが始まったそうです。
なぜ、ブリーダーになるほどハマったのか?

ブリーダーを始めたきっかけについて小島さんは
「まるで犬のように懐いてきたり、言葉を理解したりする様子などを見ていると、どんどんロシアンブルーに魅了され、ロシアンブルーの素晴らしさを広めたいという想いから、ブリーダーを始めました。
そして(ブリーダーの)母一人でやっていくのが段々難しくなってきたのもあり、私も家庭動物管理士の資格をとり、母の手伝いをし始めて、今に至るといったところです」。
私も猫を飼っていますが、我が家の猫は言葉もそれほど理解しておらず、気ままなので…犬のように賢くて、懐いてくれるなんて、夢のようです。
ロシアンブルーの魅力をおさらい!

ロシアンブルーの魅力をおさらいします。
① 別名「サイレントキャット」と呼ばれる程、物静かで初心者でも飼いやすい猫種。
② 性格は、クールな見た目と裏腹に、まるで犬のように飼い主に従順。
③ 抜け毛が少ない。
静かで、従順で、抜け毛が少なく、この美しいルックス。まさにパーフェクトな猫ちゃん!!
世界がどんな情勢になっても、嫌いになる事はありませんよね。
猫ちゃんと暮らす上で大切な事

最後に、ブリーダーの小島さんに猫ちゃんと暮らす上でのポイントを伺いました。
小島さん「基本的に猫ちゃんには、人間のライフスタイルに合わさせようとするのではなく、人間側が猫様に合わさせていただく、という意識でいなければならない事を肝に銘じていただければと思います。
猫を飼う、ではなく、猫様を人間が飼わせていただいてるんです(笑)。
ただでさえ室内で飼うというだけでも猫様にはストレスな事なので、猫様にとっていかにフリーダムでストレスフリーな環境を与えさせていただけるか。猫様と共に生きるためには、究極のサービス精神が求められていると思っています」。
3年近く猫と暮らしている私も薄々感じていましたが、猫様と生きる上で、大切なのは、サービス精神のようです。
※ロシアンブルーの猫ちゃんの写真3点は東京・港区のロシアンブルー専門のブリーダー「FAR EAST CLUB・ODA」さんのご提供です。
https://www.papipopo.com/b/oda/
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この記事を書いた人

小谷亮介
1976年生まれ。放送作家。
5歳の時から40年以上、犬と暮らす自称「愛犬家」。
令和元年の秋に千葉などを襲った台風の前日に次男が子猫を拾い、現在は犬と猫(仲悪い!)との生活を送る。
放送作家としてはTBSラジオ「伊集院光とらじおと」、ニッポン放送「飯田浩司のOK!Cozy up!」などを担当。
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