入るべきか入らざるべきか…続・ペット保険の検討始めましたの巻

2022/08/11

入るべきか入らざるべきか…続・ペット保険の検討始めましたの巻

愛犬の医療費が4万円越えに・・・

6月の愛犬の医療費が4万円を超えた我が家。幸い、愛犬の体調は快方に向かっているのですが、それ以来ペット保険について、ずーっと考えています。

日本のペット保険の加入率は、わずか12.2%

実は我が家も入っておりませんでした。(5歳の愛犬が病気知らずだったため)

そこで、今回は保険未加入の方向けにどんなものなのか、簡単にご紹介したいと思います。

ペット保険とはどんなもの?

ペット保険は、犬や猫(鳥や爬虫類など)をはじめとするペットが病気やけがの際にかかる治療費を補償する保険で、損害保険や少額短期保険の一種として販売されているものです。

ペットが入院や手術、通院をした時にかかった治療費の5割から7割を補償するタイプが一般的。つまり、飼い主さんのご負担は5割から3割になるわけです。(無保険の場合は、全額飼い主さんのご負担になります)

ちなみに、ペット保険には基本的に貯蓄性はなく、掛け捨ての保険になります。

ペット保険の対象外となるものは?

病気や怪我をしてから加入すればいい…と思っている方、ご注意下さい。

契約開始から1ヶ月以内の病気や怪我(加入前に罹患していたもの)については、保険金の対象外となるようです。基本は病気や怪我になる前に加入しておくものと認識して下さい。

また、以下のケースは、保険金の対象外となる事が多いとのことです。

1.怪我や病気に当たらないもの(去勢手術、避妊手術、歯石取り、耳掃除、
肛門腺しぼり)
2.予防目的の診療費(狂犬病予防接種、ワクチン接種)
3.妊娠や出産に関わる費用
4.時間外診療費
5.健康診断費用
※保険金の支払い対象については加入前に保険会社へご確認下さい。

ペットの種類、年齢よって、保険料は様々

ペットの種類、年齢よって、保険料は様々

まだ9割近い方が加入していないと言われるペット保険。それだけに、この市場は「のびしろ」があるわけです。

現在、未来の巨大市場を狙って、様々な企業がペット保険に参入。「ペット保険ランキング」と検索すると、比較検討するサイトがいくつも出てきます。

ペットの種類や年齢によって、保険料の金額が異なりますので、気になる方は参考にしてみてください。

試しに、価格.comのペット保険比較で我が家のワンコ(5歳・その他の犬種・8キロから10キロ未満)をシミュレーションしてみたところ、月払い1420円から4310円までと様々なプランが出てきました。(補償の範囲が異なるので、安いものがベターとも言い切れません)

なお、保険は年齢とともに上がります。我が家の場合、0歳のうちに入っていれば、月950円という商品もありました。

保険に入るなら、人間の20歳までに相当する0歳から1歳の若年時か、6歳から7歳の中高年に差し掛かる時がベターなタイミングと言われていますが、私の結論は「病気になる前に入る」これがベストタイミングだと思います(笑)

ペット保険を選ぶ際のポイント

ペット保険の選び方については、皆さんそれぞれの価値観で決めていただくのが
良いかと思いますが、私が選ぶ際のポイントを1つだけ。

それは「窓口精算できるかどうか」です。

窓口精算とは動物病院の窓口で、保険による補償分を除いた自己負担分のみを支払えばよい精算方法のこと。
(人間が病院に行く時のように保険証を出して、3割や5割の負担分だけを支払います)

このメリットは2つ。
1つは「面倒な保険金請求手続きが不要」なこと。保険金を請求する手間(書類を書いたり、郵送したり)することから解放されます。

もう1つは「一時的な自己負担を減らす事が出来る事」
窓口精算できない場合、高額な手術や治療費を一時的に支払う必要がありますので、
ご注意ください。

ペット保険に入るべきか、否か

ペット保険に加入するかどうかは、考え方次第です。

月単位で見ると数千円の保険料も、年間で見ると大きな金額になります。
ワンちゃんやネコちゃんが健康だった場合、損した気持ちになってしまう方もいるでしょう。

「損したくない」という考えが強くて、いざという時に大金が払える余裕がある。
そんな方は、ペット保険には向かないかもしれません。

一方「お金がなかったから、ペットの命を救う事が出来なかった…」と、後悔したくない方は、無理のない範囲でペット保険を検討されたほうがいいかもしれません。

で、僕はどうなんだと言いますと、「しばらく病気はしないかなぁ」と、呑気に構えているところもあって、まだ考えが固まっていません…。申し訳ございません。

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この記事を書いた人

小谷亮介

小谷亮介

1976年生まれ。放送作家。
5歳の時から40年以上、犬と暮らす自称「愛犬家」。
令和元年の秋に千葉などを襲った台風の前日に次男が子猫を拾い、現在は犬と猫(仲悪い!)との生活を送る。
放送作家としてはTBSラジオ「伊集院光とらじおと」、ニッポン放送「飯田浩司のOK!Cozy up!」などを担当。

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