読むだけで算数ができるように!?話題の絵本『たすひくねこ』
2022/12/15
話題の絵本らしい
出版不況で紙の本が売れづらいといわれる昨今ですが、そんな中でも読むだけで算数の勉強ができてしまうという絵本『たすひくねこ』が2万部を超えるヒットを記録し話題となっています。
優しいタッチで描かれたネコのイラストは、ひと目見ただけで心がほっこり。この物語のストーリーは宝の地図を拾ったネコたちが冒険の旅に出かけるというもの。
お宝を求めて旅をする中で様々なトラブルに見舞われるネコたち。最初はたくさんいたネコたちも冒険が進むにつれて一匹、また一匹と脱落していきます。果たして、お宝にたどり着けるのか?
ヒットの秘密は?
ネコが主人公の冒険活劇ですが、2万部売れたヒットの秘密は、増減を繰り返すネコの数を足し算や引き算で考えながら進むという点。実はこの本、絵本でありながら計算ドリルの要素が含まれているんです。
ねこカウンターとは?
このようにストーリーの展開で脱落していくネコの数を足し算・引き算で数えていくんですね。ちなみにこの計算式のコマは「ねこカウンター」と呼ばれ、仲間たちがいま何匹いるのかをひと目で確認することができます。
算数が苦手な子どもと一緒に楽しく学べる
「さんすうにも役に立った」
「かわいい猫が登場して、さんすうのお勉強までできるなんて最強!」
と、読者や書店員が絶賛しているというこの絵本。
監修をした大迫ちあきさんは「ぜひ、お子さまと一緒に指をさしながら、口に出して数えてお話を読んでみてください」と話しています。確かにこれなら算数に苦手意識のあるお子さんでも楽しく学ぶことができそうです。
大の猫好きが描くから納得!
著者のにわさんは、「気が付いたら人生の大半を猫とともに暮らす。最近はネコそのものだけでなく字面すら可愛いと思う始末」と話し、座右の銘は『No cat, No life.』というほど大のネコ好きです。
お子さんが足し算・引き算を学べるだけでなく、ネコ好きにもできる…かもしれない絵本。来年の入園・入学のプレゼントにもいいのではないでしょうか?
いろいろ楽しめる絵本
以下のサイトから「おめん」「めいろ」「さんすうプリント」「すごろく」を無料ダウンロードもできます。年末年始にご家族で遊べますね。
https://kodomono-hon.com/special/neko_freedl/
手に取ってみてはいかがですか?
『たすひくねこ』
作:にわ/監修:大迫ちあき
定価:1,320円(本体1,200円+税10%)
https://kodomono-hon.com/detail/?titleid=61395
おすすめのペットグッズ
この記事を書いた人
大竹将義
1983年生まれ。放送作家。
小学生の時、魚屋さんから犬を譲り受けて暮らしていた元愛犬家。
名刺には、依頼主への忠誠を誓うという意味から、お腹を見せて寝転がるボストンテリアのイラストを使用。
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