犬と見つめ合うと幸せホルモン分泌!ストレス軽減の効果が判明
2023/01/26
見つめあうだけでストレス軽減!?
見つめるといえばキャッツアイと杏里さん歌っていましたが、
愛犬家なら見つめるドッグアイのほうがストレス軽減につながるというお話です。
愛犬家のみなさん、ワンちゃんと遊んでいる時、
言葉に出来ないような多幸感に包まれた経験はありませんか?
私自身、愛犬が可愛すぎて「幸せすぎる〜!」と感じた経験がありますが、
それは個人的感覚ではなかったというのです。
麻布大学獣医学部の菊水健史教授らの研究や米国の科学誌「サイエンス」で発表された研究結果によると、
犬は人間の幸せホルモン「オキシトシン」の分泌を活性化させる存在だということがわかりました。
幸せホルモン「オキシトシン」
別名“幸せホルモン”と呼ばれるオキシトシン。
飼い主と愛犬が愛情と信頼で結ばれた関係であれば、ワンちゃんは嬉しくて体内のオキシトシンが上昇。
飼い主さんを見つめる回数が増えれば増えるほど、飼い主側もオキシトシンが上昇していくそうです。
気になるオキシトシンの効果は抗ストレス作用や抗うつ作用。
愛犬と触れ合ったり、見つめ合ったりすることで幸せな気持ちになる=ストレスが減少するということ。
科学的にも証明されているんですね。
愛犬と見つめ合うだけで飼い主とワンちゃん、双方に幸せホルモンが分泌されるというのは嬉しい限り。
もちろん、愛犬を抱っこしたり、なでたりといったスキンシップでもOKです。
目線を合わせるベストタイミング
見つめ合うだけで幸せホルモンが分泌されるなら、いますぐにでも愛犬を見つめたいと思った方、落ち着いてください!
いい塩梅の見つめ方があるのでご紹介しましょう。
ポイントは自然な形でアイコンタクトをすること。
高いところから見下ろすように目を合わせるのではなく、
しゃがんで視線の高さをあわせたり、犬が飼い主に視線を向けたりした時に合わせましょう。
幸せホルモン欲しさにアイコンタクトを強要するは逆効果です。
そもそもワンちゃんは見つめられることが苦手な動物。普段から練習しておくのもよさそうです。
ご飯をあげる時に目を合わせるなど、アイコンタクトにポジティブなイメージを持ってもらうのもいいかもしれませんね。
他の動物でも幸せホルモンは分泌される?
では、犬以外の動物でも目を合わせることで幸せホルモンが分泌されるのでしょうか?
ペットへの愛情はワンちゃんだけに向けられるものではありません。
他のペットでも一緒にいると幸せな気持ちになることはありますよね。
ただ科学的な観点からいえば、幸せホルモンがしっかりと分泌されるのはワンちゃんだけとのこと。
米国の科学誌「サイエンス」によると、遺伝子的に犬に近いオオカミで実験したところ、
犬の場合とは違いオキシトシンに変化はなかったとか。
そもそもオオカミは飼い主とじゃれ合うことはあっても視線を合わせることはないのだそうです。
視線を合わせないのは猫も同じで、犬が極めて特殊な動物であることがわかります。(もちろん猫種にもよると思います)
ただそこにいて見つめるだけで科学的にも私たちを幸せにしてくれるワンちゃん。
私もこのあと見つめ合ってこようと思います。
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この記事を書いた人
大竹将義
1983年生まれ。放送作家。
小学生の時、魚屋さんから犬を譲り受けて暮らしていた元愛犬家。
名刺には、依頼主への忠誠を誓うという意味から、お腹を見せて寝転がるボストンテリアのイラストを使用。
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