散歩の時は気をつけたい!犬が食べると危険な植物
2023/05/16
![散歩の時は気をつけたい!犬が食べると危険な植物](https://blob.idrugstore.jp/content/images/pets/article/198/thumbnail.jpg)
お散歩の時に気をつけたい植物
![お散歩の時に気をつけたい植物](https://blob.idrugstore.jp/content/images/pets/article/198/1006.jpg)
・チューリップ
チューリップは「ツリピン」という心臓に有毒な物質を含みます。
咲いている花だけでなく球根も食べてしまうことがあるので気をつけましょう。
ツツジ
![ツツジ](https://blob.idrugstore.jp/content/images/pets/article/198/1007.jpg)
花びらや葉に数種類の有毒物質を含み、
下痢や嘔吐、神経症状が出て、大量に摂取すると
致死的な中毒症状を起こすこともあるので特に注意が必要です。
アサガオ
![アサガオ](https://blob.idrugstore.jp/content/images/pets/article/198/1008.jpg)
種子に多く有毒物質が含まれており、中毒を起こすと嘔吐や下痢、血圧の低下が見られます。
アジサイ
![アジサイ](https://blob.idrugstore.jp/content/images/pets/article/198/1009.jpg)
葉に「クマリン誘導体」や「青酸配糖体」を多く含み、消化器症状や神経症状を起こすことがあります。
ユリ
![ユリ](https://blob.idrugstore.jp/content/images/pets/article/198/1010.jpg)
有毒成分が不明ですが、特に猫が腎不全を起こしやすいことで知られています。
下痢や嘔吐、神経症状も出ることがあり、腎不全になると死に至ることもあるので、
食べてしまった場合、注意深く経過を見ていく必要があります。
室内で気をつけたい観葉植物
![室内で気をつけたい観葉植物](https://blob.idrugstore.jp/content/images/pets/article/198/1011.jpg)
・ポトス
ポトスの葉を食べてしまうと口内炎を起こす可能性があります。
口内炎を起こすと、よだれが出たり口を痛がったりしてごはんを食べなくなるような様子が見られるかもしれません。
アロエ
![アロエ](https://blob.idrugstore.jp/content/images/pets/article/198/1012.jpg)
人の健康食品としても知られているアロエも犬にとっては毒性があるので食べさせるのは危険です。
食べると嘔吐や下痢を起こすことがあります。
アイビー
![アイビー](https://blob.idrugstore.jp/content/images/pets/article/198/1013.jpg)
嘔吐、下痢以外に眼や口、皮膚を刺激して炎症を起こします。
炎症が原因で口や眼、皮膚を痛がることがあります。
危険な植物を食べてしまったら?
すぐに病院に行きましょう。
食べた量などにもよりますが、大量に摂取した場合は吐かせる処置をします。
吸収されてしまった中毒物質は活性炭で吸着する、点滴で薄めるなどの治療が必要になります。
・予防法は?
植物を食べる癖のあるワンちゃんは草むらにあまり行かせないようにする、
観葉植物はワンちゃんが届かない場所に飾るなどの対処法が適切です。
また、ワンちゃんは胃がムカムカしていると植物を食べる傾向にあります。
もし普段からよく草を食べるのであれば慢性的に胃に違和感を感じてる可能性があります。
病院で相談してみるのもひとつの手です。
今回ご紹介した、食べると危ない植物は身近でよく咲いている、室内に飾ってある植物です。
よく見かけるあの花もこの花も、実は食べると危ないということも。
犬と猫で中毒を起こす植物が違うものもあるので、
【気をつけよう!猫が中毒を起こす危険な観葉植物たち】コチラの記事も参考にしてみてくださいね。
ワンちゃんの周りにある危険な植物を紹介
こんにちは。
ポカポカ陽気の日が増えワンちゃんとのお散歩が毎日の楽しみになっている
飼い主さんも多いのではないでしょうか。
今回はそんなお散歩中にワンちゃんが食べてはいけない植物や、
室内に飾ってある観葉植物の中で、口にすると危ない植物についてご紹介していきます。
併せて読みたいオススメ記事!
『気をつけよう!猫が中毒を起こす危険な観葉植物たち』
記事はこちら
『気をつけたい犬の中毒 【食べ物以外で誤食しやすいもの編】』
記事はこちら
おすすめのペットグッズ
この記事を書いた人
![塩田純一郎](https://blob.idrugstore.jp/published-user/2.jpg)
塩田純一郎
首都圏で5年間犬猫を中心とした診療に携わりました。
その後は病気のメカニズムや細胞たちの反応、薬の作用について勉強しています。
日常の身近な疑問や病気のメカニズムについて、わかりやすくお話しできればいいなと思っています。
よろしくお願いします。
\SNSでシェアする/
おすすめハッシュタグ
こちらの記事もおすすめ
-
2022/07/14
-
2023/08/03
-
2022/01/11
-
2022/11/15
-
2021/09/16
-
2021/02/10