犬と猫、熱中症になりやすいのはどっち?
2023/10/12
猫より犬のほうが熱中症になりやすい
20〜60代の犬猫の飼い主429名に対し
「これまでにペットが熱中症になったことがありますか?」と質問したところ、33.1%が「はい」と回答。
この結果、犬猫の3匹に1匹がこれまでに熱中症になっていたことが分かりました。
熱中症になった犬猫の飼い主142名に対し「熱中症になったペットの種類を教えてください」と質問したところ…
犬:65.6%
猫:23.9%
両方:10.6%
という結果になりました。猫より犬の方が熱中症になりやすいようです。
犬や猫が熱中症になったら受診する?
熱中症になった犬猫の飼い主142名に「熱中症になったときに動物病院を受診しましたか?」
と質問したところ、88.7%が「はい」と回答。
9割近い飼い主が熱中症になった時、動物病院を受診しているようですね。
ペットの熱中症について正しい知識を持つことも大切ですが、
「ペットの熱中症についての知識をどのように得ましたか?」の回答は次のようになりました。
1位:インターネット検索で調べた
2位:動物病院・専門家に相談した
3位:テレビや新聞などから情報を得た
昨年の夏、ペットの熱中症対策は?
20〜60代の犬猫の飼い主429名に対し
「昨年の夏、ペットの熱中症対策はしていましたか?」と質問。
72.0%が「はい」と回答しました。
具体的な熱中症対策は以下の通りです。
1位:部屋の温度管理に気をつける
2位:水分をこまめにあげるようにする
3位:散歩の時間帯を涼しい時間にする
その他:朝シャワーをする、冷却マットを置く
専門家に聞く!正しい熱中症対策は?
アニホック動物病院グループによると、動物病院で診察される熱中症の大半は犬。
理由は散歩の習慣があるためだそうです。
よく言われていることですが、地面の近くにいる犬はアスファルトの熱を強く受けるため、
人間が感じる気温よりも高い気温を感じます。猫に比べて外出する機会の多い犬は、熱中症のリスクが高いようです。
一方、猫は室内にいることが多いだけでなく、自ら風の当たる場所や日陰を見つけるのが得意で熱中症を予防する要因にもなっています。
愛犬・愛猫が熱中症にならないためにどうすればいいのか。
室内で気をつけることは、直射日光が当たらない涼しい場所や風通しの良い場所を提供し、
エアコンや扇風機も利用したほうがよさそうです。
散歩や外出時に気をつけることは、日中の散歩は要注意。熱中症のリスクを考えると、
長時間の散歩は避けるほうがベター。短時間でトイレだけでも十分だそうです。
水分補給は、常に新鮮な水を用意して、自由に飲める環境を作りましょう。
人間と一緒でこまめな水分補給が大切です。
残暑が残るこの季節ですが、来年も酷暑になるかもしれません。
いまのうちに正しい熱中症対策を学んでおいて愛犬・愛猫に快適な夏を過ごしてもらいましょう。
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この記事を書いた人
大竹将義
1983年生まれ。放送作家。
小学生の時、魚屋さんから犬を譲り受けて暮らしていた元愛犬家。
名刺には、依頼主への忠誠を誓うという意味から、お腹を見せて寝転がるボストンテリアのイラストを使用。
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