ひょっとして歩き過ぎ!?データで見る犬の散歩の適正距離
2024/05/07
犬の散歩が楽しくなってくる季節
年末に100Kg手前まで体重が増えた事で、ついにダイエットを決意した私。
トレーナーさんから言われた事は、2つ。
まず脂質の摂取量を減らす事。
そして80Kg台になるまでは走らなくていいから、ウォーキング(散歩)をする事。
それ以来、ワンコが太り気味という事もあって散歩の距離を伸ばしているのですが、
お転婆過ぎて、まぁ、まともに歩いてくれません。
他の犬が近付く度に猛り、
一触即発に(まるで格闘技イベント「Breaking Down」のオーディション状態)。
お散歩の紐(リード)を噛みちぎろうとする事もしばしば。
ただ、散歩を終えて帰宅するとクタクタで、その後はずっと寝ている状態に。
「もしかして、歩き過ぎなのかも…」。
私が犬の散歩で歩くのは、長い時で1時間以上。
万歩計で6000歩から8000歩。
身長180cmの私の場合、歩幅を80cmと計算して、4.8キロから6.4キロ。
ちょっと歩きすぎたのかもしれませんね。(ごめんなさい)。
どのぐらいの頻度で散歩をしていますか?
では、皆さんはどんな頻度でどのぐらい犬の散歩をしているのでしょうか?データを見ていきましょう。
有限会社サンユーインダストリーさんが2022年に調査したデータ
【https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000092410.html】
をご紹介します。
散歩の頻度で最も多かったのは「1日2回」で33.2%。我が家も朝と晩の2回です。
2番目は「1日1回」で30.3%。そして忙しい方が多いのか、「毎日は行けてない」が28.9%もいらっしゃいました。
あまりお散歩が好きではないワンちゃんもいますので、何とも言えませんが、「1日1回」と「毎日は行けてない」人を足すと、6割近い数字になるというのは驚きです。
その一方で0.6%、1000人に6人ぐらいの割合で1日5回以上もワンちゃんの散歩に行く人がいるというのも、面白いデータです。真夏はどうするんでしょうね。
1回の散歩にかける時間は?
続いて、「1回の散歩にかける時間」を見ていきましょう。
最も多かったのが、『10分〜30分未満(53.1%)』
確かに10分から30分ぐらいのお散歩が無理なく出来る時間かと思います。
次いで『30分〜60分未満(30.5%)』
30分以上の方が3割もいるのは意外でした。皆さん、歩いていらっしゃるんですね。
『10分未満』と答えた方も10.8%いました。
上位2つの数字を足すと、
『10分から60分』までという方が8割。
私のように1時間を超えたり、逆に10分未満だったりする方は少数派なのかもしれません。
そもそもどのくらいが適正距離なのか?
まず、子犬の場合は短い距離でOKです。
生後1年未満の子犬は骨がまだ成長段階なので、
負担にならないように様子を見ながら、家の近所でお散歩に慣れたり、
社会性を身に付けたりする事が大切。(社会性という点では、私は見事に失敗しました)。
老犬の場合、落ち着いて散歩が出来る公園や広場などがおすすめ。
ワンちゃんのペースに合わせて、ゆっくり歩いてあげて下さい。
そして成犬ですが、体のサイズによって適正距離が異なり、
小型犬の場合は1日2回、距離として1、2キロが目安だと言われています。
ただ小型犬と言っても、様々。
体重4Kg以下のワンコの中には骨や関節が弱い子もいるので、
坂道や長い距離は足腰に負担がかかってしまう場合もあるそうです。
一方、我が家のレークランドテリアやジャックラッセル、
シェットランドシープドックのように運動が好きなワンちゃんもいます。
中型犬の場合は1日2回、距離は2キロから4キロほどが目安。
ただ、ボーダーコリーやコーギーなどは運動量が多いとか。
そして大型犬は1日2回、距離は4キロ以上。
ゴールデンレトリバーやシベリアンハスキーなどは1時間以上のお散歩が必要になる子もいるそうです。
散歩の質を高めるには?
毎日お散歩に行けなかったり、時間がなかなか取れなかったりする忙しい飼い主さんは、
ワンコを楽しませてあげる「質」にこだわってみてはいかがでしょうか?
例えば、季節の花が咲き誇る公園で嗅覚を刺激。
波の音や川のせせらぎを聴かせて、聴覚を刺激するのもいいかもしれません。
また短時間でもいいので、お庭やドッグランで遊ばせてあげるのもOK!
ワンちゃんが好きな子には、ワンコが集まる公園に行くのもいいでしょう。
ワンコ同士がコミュニケーションを取る事で、
短い距離や時間でもきっと充実したお散歩になるかと思います。
私が思う散歩の終了の目安は、ワンコが満足した顔になる事。
スッキリしたように見えたり、目がキラキラしていたら、それでOKです。
ちなみに、我が家のワンコは散歩に行く事が分かった時に興奮して、
ソファーに背中を擦り付けるという儀式を行います。これって、うちだけですか?
おすすめのペットグッズ
この記事を書いた人
小谷亮介
1976年生まれ。放送作家。
5歳の時から40年以上、犬と暮らす自称「愛犬家」。
令和元年の秋に千葉などを襲った台風の前日に次男が子猫を拾い、現在は犬と猫(仲悪い!)との生活を送る。
放送作家としてはTBSラジオ「伊集院光とらじおと」、ニッポン放送「飯田浩司のOK!Cozy up!」などを担当。
\SNSでシェアする/
おすすめハッシュタグ
こちらの記事もおすすめ
-
2022/07/14
-
2023/08/03
-
2022/01/11
-
2022/11/15
-
2022/05/19
-
2021/09/16