ミュージカル『キャッツ』の作曲家が犬派に転向する大事件
2021.11.09

あのミュージカル『キャッツ』が映画に
ネコ好きのみなさん、映画『キャッツ』はご覧になりましたか?
2019年に劇場公開された作品で、原作はもちろんミュージカルの『キャッツ』。
世界中で愛されたミュージカルの金字塔が映画化されるということで、映画ファン、ミュージカルファンの双方が期待を寄せていました。
監督はミュージカル大作を映画化して成功を収めた『レ・ミゼラブル』、アカデミー賞作品賞を受賞した『英国王のスピーチ』でメガホンをとったトム・フーパー。
ミュージカル作品ということで、テイラー・スウィフトら超人気シンガーを起用。
なにより製作総指揮はあのスティーブン・スピルバーグです。
失敗が許されない布陣で臨んだ作品でしたが、1億ドルの製作費を投じて、興行収入は全世界で6160万ドル。多額の損失を出してしまいました。
ネットの口コミや批評家から低評価を受け、白旗をあげていたところに2019年の駄作映画を選ぶ米ラジー賞で最低作品賞に輝くという不名誉な記録まで獲得。
踏んだり蹴ったりの作品となりました。
70年以上生きていて初めて犬を飼った

これにショックを受けたのが英作曲家アンドルー・ロイド・ウェバー。
ミュージカル『キャッツ』の作曲はもちろん、映画『キャッツ』では製作・総指揮に名を連ねています。
ロイド・ウェバーはインタビューで「この音楽がなぜ素晴らしいか、全く理解されていなかった。私はそれを見て『おお、神よ。ダメだ』と思った」と語っています。
映画の評判、興行収入に精神的なダメージを受けたロイド・ウェバー。
ショックのあまり犬を飼い始めたそうです。
「地球で70年以上生きてきて、初めて犬を買いに行った」とコメントしており、ショックの大きさが伝わります。
航空会社に訴え「セラピー犬が必要だ」

70年で初めて飼った犬種はハバニーズ。
ニューヨークへの旅行にも同行させるため「私は精神的に打撃を受けたので、いつもそばにセラピー犬が必要だ」と航空会社に許可を求める手紙を綴ったといいます。
ロイド・ウェバーの訴えに航空会社は、セラピー犬の必要性を証明するよう求めたところ、彼は一言、こう言いました。
「ハリウッドが私のミュージカル『キャッツ』にしたことを見てください」
この言葉に航空会社は「医師の診断書不要」と添え書きをして、すぐに許可が下りたそうです。
航空会社も映画『キャッツ』の酷評を知っていたのでしょう。
猫好きでありながら、映画『キャッツ』をまだ観ていないみなさん。
この週末、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
犬が飼いたくなったロイド・ウェバーの気持ちがわかるかも知れません。
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この記事を書いた人

大竹将義
1983年生まれ。放送作家。
小学生の時、魚屋さんから犬を譲り受けて暮らしていた元愛犬家。
名刺には、依頼主への忠誠を誓うという意味から、お腹を見せて寝転がるボストンテリアのイラストを使用。
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