ステイホームあるある ネコがリモートワークの邪魔をする

2021/08/27

ステイホームあるある ネコがリモートワークの邪魔をする

ネコちゃんがリモートワークの邪魔をする

新型コロナウイルスの感染拡大によりおうち時間が増えました。これにより、愛するペットと過ごす時間も増えたわけですが、読者のみなさんはネコちゃんに仕事の邪魔をされた経験はありませんか?

自宅でパソコン作業をしていたら、膝の上にやってきて寝る。キーボードを占領する。オンライン会議に乱入……。自由気ままなネコですから、本人(本猫)は邪魔をしているつもりがなくても飼い主として「困ったな…」ということは珍しくありません。

イヌと比べて、孤独を好みそうなネコですが、実はそうでもないと話すのが、動物行動学者でペット行動カウンセラー協会のロージー・ベスコビー氏。

ベスコビー氏によると、ネコが飼い主の近くに寄ってきた時はほぼ100%「一緒に時間を過ごしたい」というサインなのだとか。膝や体の上で寝るなど、ソーシャルディスタンスなどお構いなしの密なコミュニケーションを求められることもあるでしょう。それこそ飼い主であるアナタとの絆を強めたいと感じている証拠なのです。

絆を強めたがっているのは不安のサイン

絆を強めたがっているのは不安のサイン

ネコは飼い主などの愛着を持つ人と離れることに強い不安を感じた時、いつもと違う行動を取ることがあるそうです。

例えば、飼い主が部屋からネコを閉め出すなど、不安に感じる行動を取った時はカーペットを引っ掻いたり、室内でオシッコをして不安を表現するとベスコビー氏は言います。

コロナによってネコと一緒に過ごす時間が増えましたが、今後コロナが収束すると、飼い主との時間が減ることでネコが不安を感じる可能性も出てきますね。

ネコが不安を感じないようにするためには?

ネコが不安を感じないようにするためには?

ワクチンが世界に行き渡り、コロナ前の生活に戻った時、ネコが不安を感じないようにするために飼い主にできることはあるのでしょうか。ベスコビー氏は、飼い主が家にいなくてもネコが楽しめる時間をつくることが重要と話します。

ネコが1匹でも不安を感じないようにするために大切なことは楽しい刺激を与えること。例えば、決まった時間に餌をあげているなら、家の中に餌を置いて、自分で探す状況をつくる。とにかく楽しんで1日を過ごせるよう飼い主が工夫してあげることが大切だそうです。

もちろん、自宅をネコ向けの環境に整えることも大切。ネコ用のおもちゃを揃えたり、登れるほどの高い場所をつくったりしましょう。飼い主の膝の上と錯覚するような、暖かくて居心地がよい場所を用意してあげることも忘れてはいけません。

コロナ禍でネコが発信する「かまってサイン」は、飼い主に対する愛情そのもの。この期間にネコとの絆をぜひ深めてくださいね。

リモートワーク ストレス しつけ

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この記事を書いた人

大竹将義

大竹将義

1983年生まれ。放送作家。
小学生の時、魚屋さんから犬を譲り受けて暮らしていた元愛犬家。
名刺には、依頼主への忠誠を誓うという意味から、お腹を見せて寝転がるボストンテリアのイラストを使用。

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