2022年6月、犬猫へのマイクロチップ装着義務化が始まります
2022.01.13

犬・猫のマイクロチップ装着が義務化
こんにちは。
改正動物愛護法によって、2022年6月1日から犬・猫の販売時のマイクロチップ装着が義務化されます。
ですが、マイクロチップ装着の義務化といわれてもいまいちピンとこない飼い主さんも多いのではないでしょうか。
今回はペットの犬猫に装着するマイクロチップとその義務化について綴っていきたいと思います。
マイクロチップとは
ペットの犬猫に装着するマイクロチップは直径1.2-2.0mm、長さが8-12mm程度の円筒状の電子標識器具です。
このマイクロチップには世界で唯一の15ケタの数字が登録されていて、専用のリーダーで読み取ることで登録している飼い主とペットの情報が検索できるようになっています。
そのため、逃げてしまったり災害などで飼い主と離ればなれになったりしてしまった迷い犬や迷い猫がいた場合、マイクロチップの番号から飼い主情報を検索し、飼い主の元へ戻すことが可能になります。
また、マイクロチップの情報から飼い主情報がたどれるため、容易にペットの犬猫を捨てることへの抑止力にもつながるのです。
注射針で体内にマイクロチップを装着
マイクロチップの装着方法は、動物病院で装着用の注射針を使って、肩甲あたりの皮下に埋め込みます。
太い針を使うので多少の痛みはありますが、麻酔なしですぐに行うことが可能です。
ただし、ペットになるべく痛い思いをさせたくない、という飼い主さんも多いので、去勢・避妊手術で麻酔をする時に、まとめてマイクロチップ装着をお勧めすることもあります。
一度皮下に埋め込めば基本的に落ちることはなく、半永久的に専用のリーダーで読み取ることが可能になります。
マイクロチップ装着にかかる費用は動物病院にもよりますが、大体5000円から10000円程度です。
マイクロチップを装着後、データベースに飼い主情報を登録して完了となります。
登録にかかる費用は、オンラインでの登録は300円、書類での登録は1000円となっています。
販売される犬猫が義務化の対象
2022年6月1日から施行されるペットの犬猫のマイクロチップ装着義務化は「ブリーダーやペットショップなどの販売業者によって販売される犬猫」に適応されますが、販売業者以外の保護団体や知人から犬猫を譲り受けた場合、その犬猫がマイクロチップ未装着だったとしても飼育開始後のマイクロチップ装着は努力義務であり、必須ではありません。
すでにマイクロチップ装着済みの場合は、飼い主情報の登録のみ必要になります。
情報の登録は義務になりますので必ず行ってくださいね。
また、マイクロチップの義務化施行の前から飼育していたペットも同様にマイクロチップの装着は努力義務になります。
ただし、災害時などの緊急の場合に備えてマイクロチップの装着はしておきたいところですよね。
もし、今飼っている犬猫のマイクロチップ装着について悩んでいる場合は、かかりつけの動物病院に相談してみてくださいね。
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