犬バカ猫バカが世界を救う!映画『犬部!』に溢れる引くほどの愛
2021.08.27

犬と猫と私
私は5歳の頃から40年、ほぼ絶え間なく犬を飼い続けている犬バカの放送作家です。
飼っていた犬種は、シェットランドシープドッグ→パピヨン→ダックスフント(ワイヤーヘア)→レークランドテリア。
そして2年前からは野良猫を保護し、猫を溺愛している猫バカでもあります。
ただ、これからご紹介する「犬バカ」は、レベルが違います。
もしかしたら、世界トップレベルかもしれません。
生きているものはみんな助ける、犬も猫も。
「世界最高峰の犬バカ」を主人公にした映画が7月22日に公開された「犬部!(https://inubu-movie.jp)」です。
まず、映画「犬部!」の主人公のモデルとなった太田快作(おおた・かいさく)さんの
経歴をご紹介します。
1979年生まれ。東京都出身。
北里大学 獣医畜産学部 獣医学科に入学後、殺処分される動物たちをゼロにするための保護活動を行う「犬部」を立ち上げました。
2006年に北里大学を卒業。
東京、神奈川、埼玉の動物病院勤務を経て、2011年より東京・杉並区に愛犬の名を冠した「ハナ動物病院」を開業。
「飼い主さんの心にしっかりと寄り添えるような医療」を目指し、業務の傍ら、地域猫の避妊去勢手術や、多頭飼育崩壊の現場に赴き、治療を行っています。
続いて、映画の概要について。
映画「犬部!」は、青森県北里(きたさと)大学に実在した動物保護サークル「犬部」を題材にした青春ドラマ。
子どもの頃から大の犬好きだった主人公の獣医学部生・花井颯太(林遣都さん)は、目の前の命を救いたいという一途な思いで動物保護活動を続けてきました。
そんなある日、心を閉ざした1匹の実験犬を救ったことをきっかけに、動物保護サークル「犬部」を設立。
同じく犬好きの同級生・柴崎涼介(中川大志さん)や、猫好きの後輩・佐備川よしみ(大原櫻子さん)など、仲間たちと共に動物まみれの青春を駆け抜け、やがてそれぞれの夢へ向かって羽ばたいていくというお話。
愛犬家も引くほどの犬バカぶり
この映画の見所は、主人公の颯太の「犬バカぶり」。
犬の命を守るためなら、何でもするという「ドッグファースト」が凄まじいのです。
行き場を失った犬猫の保護&里親探しだけでなく、外科実習で使われる運命だった犬や、多頭飼育崩壊が起きたペットショップのワンちゃんたちなど、全ての犬猫の命を守ろうと奔走します。
その行動は時に、「愛犬家」の私も引くほど・・・なんです。
映画の主人公のモデルとなった獣医師の太田快作さんは言います。
「明日死ぬ子を、なんとしてもどんな手を使ってもいいからゼロにするんです」。
法整備やそれに伴う問題を議論する事よりも、とにかく、目の前の命を救う事が今は大切なのかもしれません。
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この記事を書いた人

小谷亮介
1976年生まれ。放送作家。
5歳の時から40年以上、犬と暮らす自称「愛犬家」。
令和元年の秋に千葉などを襲った台風の前日に次男が子猫を拾い、現在は犬と猫(仲悪い!)との生活を送る。
放送作家としてはTBSラジオ「伊集院光とらじおと」、ニッポン放送「飯田浩司のOK!Cozy up!」などを担当。
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