大切な家族を守ろう!獣医が教えるノミ・ダニ予防の基本

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大切な家族を守ろう!獣医が教えるノミ・ダニ予防の基本

2022.02.17

大切な家族を守ろう!獣医が教えるノミ・ダニ予防の基本

春が近づいて来ましたね

ワンちゃんにとっては様々な予防が始まる季節。
元気に散歩したり外遊びをしたりするためには欠かせません。
最近は通年で予防されるお家も多くなってきています。

春の予防キャンペーンなどでフィラリアや狂犬病、混合ワクチンと同じくこの時期とてもよく聞くようになることの多いノミ・ダニの予防
この予防薬で予防できる、それぞれの寄生虫の特徴や病気について綴ってみようと思います。

ヒトにも感染する「人獣共通感染症」も多くあるので甘く見てはいけませんよ。

オールインワンの予防薬がオススメ

近年の傾向としてオールインワンの予防薬が出てきたことで、複数の製品を合わせて使用するよりもコストが抑えられるようになりました。

体感としてフィラリアの予防だけをする家庭と、オールインワン薬で全て網羅する家庭に二極化しているように思います。
製品により、同時に予防できる寄生虫の組み合わせも様々なので獣医さんに相談して選びましょう。
獣医師的にも個人的にも、可能であればオールインワン薬での予防をおすすめしています。

マダニ

マダニ

マダニ

ハウスダストで有名な「ダニ」と名前こそ似ていますが、実は全く異なる種類。
外部寄生虫(体表につく寄生虫)の中では最も注意を払う必要があると考えます。

マダニは3mm前後(1〜5mm)と大きく、胸とお腹の間に体節というくびれを持ちます。一方で、家の絨毯や布団に潜むダニは1mmに満たない大きさで、体節がありません。

マダニは雑草の葉の裏に隠れており、動物の体温や動きに反応して体へ飛び移り、口のとげを皮膚に指して吸血します。一度吸血を始めると飽血(お腹いっぱいに吸血した状態)するまで同じ場所で過ごします。

飽血した成虫は、とげを抜き地面に落下し、産卵します。マダニは幼虫の状態で2回、成虫になって1回寄生して離れていきます。それぞれ1~2週間程度寄生します。

もしも飽血したマダニを見つけたら…

飽血した状態の成虫は1cm以上になることもあり、皮膚に食いついているのを見つけた時はかなりギョッとすることでしょう。

その際、焦って引き抜かないように注意してください。
見つけた時の精神的なショックは大きなものになりますが、落ち着いて病院で処置を受けましょう。
無理に引き抜くと、吸血のために刺した棘やマダニの頭が体節でちぎれてしまい、皮膚の下に残ってしまうことがあります。
そうなると、場合によっては一部切開して取り出す必要なども出てきます。

マダニから媒介される病気

マダニが媒介する感染症で特に有名なものに「重症熱性血小板減少症症候群」があります。
ウイルス感染症で急性に発熱や黄疸、筋肉痛などの症状を引き起こし、致死率も高い疾患です。
以前はヒトのみに感染する疾患と考えられていましたが、現在はワンちゃんネコちゃんでも同様の症状が出ることが報告されています。
また感染したヒトの血液を介して、他のヒトにも感染する場合もあります。

ワンちゃんには症状を示さないものの、マダニからヒトに感染する病気の「日本紅斑熱」も知っておくべきものです。
名前の通り発熱と皮膚の紅斑(赤みがかること)が主体となり、マダニに噛まれることで感染します。ワンちゃんに寄生したマダニが、次にヒトに噛み付くことで感染します。

ノミ

ノミ

ノミは昆虫の仲間で、成虫だけが動物の体表に飛び乗り吸血する外部寄生虫。
マダニと異なり、体表を移動しながら吸血を繰り返し、時期になるとその場で産卵します。
吸血された部位にノミの唾液が付着することで、アレルギーを起こして強い痒みや赤みを引き起こします

また動物から飛び降りることもあるため、屋外で寄生したノミが家の中の絨毯やベッドで過ごして、また吸血に飛び乗るといったこともあります。
同様に屋内生活のみの家庭であっても、ヒトの衣服に付着したノミが寄生する場合も。寄生されてしまった場合には、家中の至る所から駆除しなければいけません。

また、外に出るネコちゃんや保護猫ちゃんが病院に来た際に経験しましたが、大量寄生の場合は貧血をおこします
老齢の子はもちろん、若くても貧血がひどいと命に関わります。

ノミが媒介する寄生虫として、瓜実条虫(サナダムシ)と呼ばれる寄生虫がいます。
症状としては、マダニが媒介するウイルス感染症と比較すると軽いものですが、やはり注意が必要です。
瓜実条虫に対する駆虫薬はフィラリアやノミ・ダニの予防薬にパッケージングされていることがほとんどなので一緒に予防しておきましょう

獣医さんに相談を

今回はノミ・マダニや、それによって媒介される病気について解説しました。
飼育環境、家庭環境も様々。フィラリアを含めてどこまで予防するべきなのか、獣医さんとよく相談して予防薬を選びましょう。

ワンちゃんネコちゃんだけでなく、人間にも感染する病気が多く驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。多くの寄生虫が数日から数週間の寄生サイクルを持つので、毎月きちんと予防することが大切です。
外遊びが楽しくなる季節を前に、予防を見直すいい機会になればと思います。

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#病気 #獣医師 #タメになる #いぬ

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この記事を書いた人

塩田純一郎

塩田純一郎

首都圏で5年間犬猫を中心とした診療に携わりました。
その後は病気のメカニズムや細胞たちの反応、薬の作用について勉強しています。
日常の身近な疑問や病気のメカニズムについて、わかりやすくお話しできればいいなと思っています。
よろしくお願いします。

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