見た目で判断しないで…シベリアンハスキーちゃんは怖くない!

2022/04/19

見た目で判断しないで…シベリアンハスキーちゃんは怖くない!

誤解されがちなシベリアンハスキー

世の中には、誤解されている存在が多々ありますが、その筆頭にあげたいのが、「シベリアンハスキー」です。

シベリアンハスキーのブリーダーさんにお話を聞いたら、様々な真実が浮かび上がってきました。

誤解その①「狼のように怖い」

クールなルックスに、狼のような大きな体。ロシア産のワンちゃんという事もあって、どこか冷徹な印象を抱いている人もいるかもしれません。

それは誤解です!!

滋賀県のシベリアンハスキーのブリーダー「KOHOKU MABUCHI JP」を運営されている馬渕さんによりますと、「狼のような風貌にも関わらず、人懐っこい性格」をしているそうで、実は全く番犬に向かないとか(笑)。

ズルい!かわい過ぎますよね。

誤解その②「一匹狼なんでしょ?」

狼のようなルックスから、孤独を好むように思えますが、実は群れるのが大好き!!
ブリーダーの馬渕さん曰く「多頭飼いにも向いていて、フレンドリー」。

シベリアンハスキーは、一匹狼じゃないんです(笑)。

誤解その③「獣のような匂いがしそう」

その野性味あふれる見た目から、匂いが強いイメージがあるかもしれませんが、ブリーダーの馬渕さん曰く「体臭が非常に少ない犬種で、室内で飼育するのがおすすめ」。

一緒にハスキーちゃんと布団で寝たら、幸せそうですね。

誤解その④「月に向かって吠える」

狼と言えば、月に吠えるイメージですが、ブリーダーの馬渕さん曰く「無駄吠えをほとんどしません」

飼いやすい!!

人懐っこくて、多頭飼いもしやすく、大衆も少なく、無駄吠えをしない。
まさに、パーフェクトな室内犬!!

家族に迎える際に気を付けて欲しいポイント

家族に迎える際に気を付けて欲しいポイント

ブリーダーの馬渕さん
「何といっても暑さには弱い犬種です。帰ってきてクーラーがきいた部屋に入れたからといって安心はできません。なぜなら犬は体温が上がってしまうと中々体内の熱を放出できないからです。こういったときには内腿を凍らせておいたペットボトルなどで冷やしてあげたりすると良いと思います。」

地面が熱くなってくる、これからの時期はケアが必要ですね。
(これはどのワンちゃんにも共通しているかもしれませんが)

なぜシベリアンハスキーが減ったのか?

なぜシベリアンハスキーが減ったのか?

ブリーダーの馬渕さん
「悲しいことに日本では、犬種の流行り廃りがあります。人気が出るとよく考えずに買う人も増えるため、人気が出た=高く売れると、繁殖屋さんがこぞって繁殖するようになります。
また、(1980年代や1990年代は)今ほど愛護法も厳しくなかったので、一般の方でも安易に繁殖されていたように思います。そうすると、性格の悪い子も増えてしまうんです。つまり乱繁殖されたことが、人気が落ちてしまった、一つの原因なのではないでしょうか?」


流行が落ち着いた今こそ、良質なシベリアンハスキーを迎えることができる
チャンスとも言えます。

クールな見た目なのに、フレンドリーなシベリアンハスキー。無駄吠えも、体臭も少ないところも魅力的。
これだけ、室内犬に相応しい要素が揃っているワンちゃん。僕は他に思い浮かびません。

シベリアンハスキー、相棒の候補にいかがですか?

取材のご協力と写真を提供して下さった
滋賀県のシベリアンハスキーのブリーダー「KOHOKU MABUCHI JP」さんのホームページ
https://kohokudogs.com/index.html

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この記事を書いた人

小谷亮介

小谷亮介

1976年生まれ。放送作家。
5歳の時から40年以上、犬と暮らす自称「愛犬家」。
令和元年の秋に千葉などを襲った台風の前日に次男が子猫を拾い、現在は犬と猫(仲悪い!)との生活を送る。
放送作家としてはTBSラジオ「伊集院光とらじおと」、ニッポン放送「飯田浩司のOK!Cozy up!」などを担当。

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